




今年最後のレッスンですので同じ会場のホテル国際クリスタルホールさんで
レッスンの合間にお食事会を組んでいただきました。
そんなにたくさんはいただけないので
美味しい物を少なめで良いかなと思いましたが
程よくおいしくお料理を組んでいただきました。
作品展も終わって皆さん一段落。
来年は一緒に「はとバスツアー」に行きたいと(笑)。
きっと楽しいツアーになる事間違いないですね。
エリアごとの交流、時間の許す限り
大事にしたいと思います。
ニューヨークの陶器やインテリアのお店、
マッケンジーチャイルズのトレードマークともいえる白と黒の市松模様。
その市松模様が美しいナプキンリングを使った
ドアデコレーションを作りました。
タッセルやアンティークレースやアンティークのシルクの布、
お帽子を飾った古いお花もふんだんに使って、
それはそれは素敵なデコレーションが仕上がりました。
はじめてご参加の方々もご満足いただけました。
東京の百貨店にマッケンジーチャイルズが入ってはいますが、
あのニューヨークのお店の何とも混沌としたそれでいてキュートな雰囲気は
到底演出できません。
形容しがたい底知れない美しさです。
それでもがんばって形容してみると。。。
過剰で折り重なっていて、あでやかでうるさくもあり静かでもあり
一つ一つのものがとても主張しているのに、
全体になると調和が取れている。
無駄ですね。見ないとダメ。伝わらない。
ぜひ行ってください。お勧めです。
ぜんぶニューヨークで手描きされているのです。
その工業生産的でないところが温かみのある雰囲気を生むのでしょうね。
楽しい講座になりました。
全員が出展するわけではないので
今年何等かの事情があって出展できなかった方も
皆さんまとめてようやく通常のレッスンペースが戻ってきた模様。
作品展制作の大型作品も見る人を魅了しますが、
それが終わって通常レッスンの小さなものを作っている時、
皆さんとても落ち着いた表情をされています。
作品展はバンジージャンプを跳ぶようなもので
自分の枠を広げる挑戦です。
一方小さな毎月の作品はそれを作ること自体が
癒しになる部分も大きいのです。
本当はどちらもあるのがバランスとれてよいですね。
大きな作品でも小さな作品でもびっくりしなくなりますから。
この夏あたりから手掛けてきた都内のとあるマンション。
素敵なアンティークや小物達に囲まれたお部屋を
バラやアイビーの茂みにしてほしいというご用命を受けて
少しずつディスプレイしてきました。
オーナーさんが京都のドリムトンのコテージ2棟と同じ方で
そちらの装飾をお気に召していただいてのご用命です。
夏までにある程度の面積をグリーンの茂みにしましたが
キッチンも洗面も・・・・と装飾エリアは拡大しています。
こうやって妥協なくご自分の好みに合わせてお部屋を作って行くと
どこよりもくつろげる空間になるだろうなと。
そのお手伝いが出来るのは光栄なことです!
作品展が続いたのでついそちらへ目が行っていましたが
今年も恒例クリスマスリースの講座や
お正月飾りの講座が無事終了しました。
とくにお正月の飾りは造花で創るとどんど焼きで焼いてしまうのは
惜しいのでして、
「取っておいて毎年出すのよ!」という方が増えているように感じます。
巷のお正月飾りも「来年も使うでしょ」というものが
ずいぶんの割合で入って来ていて、
もうこういった流れは止まらないだろうなと思います。
ご参加くださった皆様、お疲れ様でした♪
生徒作品展から始まってカラコレスの今年最後の個展ということもあり
レッスンが終わった生徒さんも会場に足を延ばしてくださっている様子。
体験レッスンは基本的には土日限定だったのが
いつの間にか連日開催している(笑)。
好評で何よりです。
あらためて見ても、越川さん今回大型作品をいくつもつくられたので
展示の高さに高低差が出来て
目線がリズムよく動くように配置も完璧。
すぎてしまえば一瞬なのでぜひこの瞬間を楽しんでくださいね。
この大雪の中、キャンセルが相次いでもよさそうなのに
越川さんの個展会期中の体験レッスン予約者の皆様は
全員参加してくださったのだそうです。
大変なことです。
ありがとうございました。
また越川さんの場合は個展を開催しているのが職場の
長野日産販売(株)北長野ショールームということもあり
会社が一丸となってPRをして下さったそうです。
体験レッスンを企画し営業の方がカレンダーと一緒に
個展のチラシを配布してくださったとか。
もちろん越川さんご自身の積極的なPRも欠かせませんでしたが。
日頃の職場での信頼関係と越川さんの人望、
そして女性の完成を大事にする会社のセンスの良さですね。
まだまだ13日まで続きます!
見ごたえのある個展です。
花の構造にさらに目が行く。
これおかしなことのように思えますが。
だってアーティフィシャルフラワーは造花であって
本物に忠実に作られているとは限らないので
モノによっては本物の特徴を一層デフォルメしていたりするから。
そのデフォルメで却ってより植物の構造について
興味がわくというおかしなことが起きます。
入り口にたつきっかけなんて何でもよいですから
とりあえず、深淵のドアを開ける役割をアーティフィシャルフラワーが
になってくれています。
それもこれも2月から始まった宗教工芸新聞への連載。
掘り下げてみると何でも面白いですね。
生徒作品展、私の個展と研究生のグループ展。
立て続けに3つの展覧会を開催して無事終了しました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
会場に詰めていて大勢のお客さまとお話しした中で思ったこと。
カラコレスの世界に共感したり感動したりしてくれる人たちというのは
とても少ない数ではあると思いますが、
ひとたびその人たちの心を魅了したあとは
深い深い満足感を与えるのだということ。
他にはこういったスタイルがなく、どこでも見たことがなく
創造的で多彩。
それは生徒さんに限らず、たまたま通りかかった方が
作品を目に留めて息を止めるようにして佇んで下さっているようなとき。
会場がながの東急百貨店の、宝飾品売り場へ抜ける階段部分で
普通にどなたでも通り抜ける場所だったので
一層その興味の度合いがはっきりと見て取れて面白かったのです。
ほとんどの方にとってはどうでもよいこの世界が、
ある一部の方々にとってはかけがえのない場所であるということ。
それが分かって、私のこれからの目的も明確になりました。
それは、
私たちは私たちが提供するものをお客さまに喜んでいただこう。
そのために骨身を惜しまず感度を研ぎ澄まそう。
それを喜んでくださるお客さまだけをお客さまとしよう。
当たり前ですか?
いいえ、当たり前ではありません。
なぜなら私がこれを今まで以上につよくつよくつよく誓ったから!
わかっていただけない方にわかってもらおうとする努力は、
もしかしたらこの先はしなくなるかもしれません。
この先の仕事が出来る年月を思うと、
より一層純度を上げたいと思ったこの秋の作品展群です。
さあ、今年を締めくくる作品展がはじまりました。
今年新研究生に上がったメンバーです。
■越川和江個展(新研究生)
12月3日(水)~13日(土)火曜日定休
日産プリンス長野 北長野店ショールーム
入場無料です。
ご来場ください!
午後5時まででその後お片付けになってしまいます。
まだ会場でお会いしていない方、
お時間ありましたらお出かけくださいませ。
多分来年は開催しないと思いますので(笑)。
会期中たくさんの方との出会いがありました。
ことに20年近く前、ホテルアオキで個展を開いていたころから
ずっと見てきてくださった方とお会いできて幸せでした。
私のことやカラコレスの作風をすごくよくご存知の、
でも私がその方とお会いするのは初めての不思議な感覚でした。
生徒さんも大勢いらして下さって、
カラコレスを支えて下さる方たちに感激です。
さあ、平安堂長野店さんで開催中の
研究生のグループ展も明日までです。
そちらもぜひお出かけくださいね。
ここからあとは今年研究生にデビューした
越川和江さんの個展がはじまります。
毎年同じようなことをしていますが、
でも振り返れば全く別の年になっている。
当たり前ですね、生徒さんの一人ひとりも成長していますから。
もう来年のプランが動き始めて、それに向けて打ち合わせも始まっています。
来年も忙しそうです。


