




急にパワーストーンにはまった友人、
中でもスギライトという紫色の石がお気に入り。
日本人の杉健一と言う方が発見した比較的最近の石で
人気急騰中だとか。
ヒーリング効果はパワーストーンの中でも最高峰で
特にネガティブな思考を寄せ付けないのらしい。
ネックレスにして身につけ始めた彼女に
「何か変わった?」と聞いたところ
「すべてがいい加減になってきた」って。
それはすばらしい!
とにかくきっちり屋さんの彼女、
自分が作った枠に翻弄されていつも疲れているのだから
そのくらいでちょうどいいと思う。
ふ~ん、パワーストーンってほんとに効果あるのね。
私の手元にはお守り代わりのちいさな水晶の原石。
鉱山をやっていて、もうずっと昔に亡くなった祖父が母へ贈り、
母から私へ回ってきたもの。
この石も、私のこと守ってくれているのかなあ?
まじめに考えた事無かったけど、そうなのかもね。
毎日時間がたつのが早い。
スイーツの本を10冊ほど積み上げて読んでいたら、
高2の長女が見つけて「かわいい、美味しそう、作りたい!」
小学生のころ、お菓子作り教室に通っていた彼女
こういうことは大好き。
私「作れるんじゃない?」
長女「出来ると思う。時間さえあったらね・・・。」
(そこで負けちゃダメよ)・・・と思う。
些細な事だけれど、その言い訳はとってもとっても強力で、
正しく聞こえるその言い訳でいくつも可能性をつぶすのよね。
彼女がそんなことを言ったのははじめてで
大人になってきたなぁ・・・と感じた。
車が壊れる。
ロードサービスの自動車屋さんが来てくれて色々点検。
ていねいな、
すご~くていねいな説明をしてくれるのだが・・・。
わかりません。
私の聞きたいことと先方の説明したい事が
ちょっとずれてるんじゃないかと。
私の聞きたいことは「どうすればよいのか」
そのための選択肢を端的に示してほしい。
先方が説明してくれるのは「なぜそうなったのか」
車の構造をていねいに教えてくれる。
う~ん・・・
「創り出す」と「壊す」と「保つ」を
同時にしないといけなくて。
普通に考えたらどう考えても
矛盾した行為の中にいるとは思うけれど、
渦中にいる私はやっぱり3つとも
しようとしている。
雨降りの日は箱に入っているみたいで落ち着く。
栄養足りないのかしら?
まあ、こんな日もありますよね。
別に「いつもパワフルで」なんていたくもない訳だし、
雨降りがちょうど良い気分の日だってあるわけだ。
・・・しかし、そういう日に限って雨が降らない。
天気良かったりして・・・うまくいかないものだわ。
ハムをスライスしたがなかなか上手に丸の形に切れない。
お皿にごまかしながら盛り付けていると、
横で見ていた長男10才。
「ママはきれいに盛り付けするとかのやり方を考えるのが得意なんだね。
本当にやるのは誰かほかの人に頼んだほうがいいね。」
「・・・・・・」
生徒さんの結婚式に出席して
戻って直ぐに紙面掲載用の写真撮影。
結婚式は久しぶりで花嫁はキュートでかわいく
そこかしこにこだわりが。
写真撮影は備品も持ち込んで
カメラマンさんといつもの如く
ああでもないこうでもないと実験
記憶に残るのは「こだわり」の部分かな・・・
(何を言われても怒らないわよ、私は大人だ・・・)
「思いつかないんだよね、ママって完璧だから。」
(え?・・・あ、あらっそう? )
私「じゃあママのいいところは?」
長男「いいところはたくさんあるよ。やさしいところとなごむところ・・・」
私「他には?」
長男「う~ん・・・思いつかない」
(たくさんって2つね・・・)
形から入るのはウソだなあと最近つくづく感じる。
なぜって形は量からしか生まれないから。
出来上がったものが「形」だとして、
それが表舞台に上がっているとして、
でも作業場というか稽古場というか物置というか
そういった準備空間には「形」にならなかった無駄なものがたくさん。
それ、無視して「完成形」だけ見ていても
厚みはわからないんじゃないかなって。
提供する側も、よりスマートに「形」だけ作って提供なんて・・・
ありえない。
ああもう7月・・・。
今月は環境が変わってはじめて経験する事がありバタバタしそう。
そう思って今のうちにできる仕事を端から片付ける。
ところがクリエイティブの部分がどうしても先に行かない。
普段全然そうじゃないのに、追い詰められていると
「つるの恩返し」で羽根を抜いて機を織っている鶴の気持ちがよくわかる。
友人に「もうぎりぎり」と言ったら、
上を行く彼女は私の状況を知っていて「そんなのまだまだ全然!」と
悔しい事を平気で言い放つ。
ふ~~~んだ!!
いいもん、がんばるもん!


