




ちょうど暴風の時間帯、
娘と訪れた一軒家は高台の斜面に建っていて
眼科は林が広がりその向こうに善光寺や長野市が一望できる。
いつもは色とりどりの小鳥が来ていてえさをついばんだり
雪の日には一面真っ白で幻想的であったりと
景色が楽しみなおうち。
今日は少々勝手が違い、古い家なので風が吹くたび
壊れて崩壊してしまうのではと心配になるくらいギシギシ。
たくさんの猫たちが心配して窓の外を眺めているのが
かわいらしいかった。
ゴルフ雑誌の何やらデータをチェックしている夫を
中二の長男が眺めて、
「やっぱり大人もそういうのチェックするの好きなんだね。
子どもがポケモンのデータチェックするの好きなのと同じで」
この場合子供とは自分のことらしい。
「大人も子供も」というよりは、
「男は」と言っちゃいたい気分、データ分からない私としては(笑)。
長女と車に乗りながら、昨日そんな話をしていました。
今日はすっかり冬に戻ってしまいましたが、
昨日は暖かかったのです。
普通の住宅街のアスファルトの上を
ゆっくり運転しながら
「家庭訪問の時の匂いだよね」というと
「わかるわかる」と・・・。
希望にあふれてる家庭訪問の季節。
花粉が飛んだりくしゃみや涙や、
いつからか忌まわしい季節になってしまったようですが、
それでも冬から春への季節の移り変わりは
一番「希望」という言葉が似合うように思います。
昨年の12月に大学に行っている長女のところへ3~4日滞在した。
親の勘で「今、行っておいたほうが良い」と感じたから。
その前から少々元気のない電話やメールが来ていたけれど、
こちらも日々忙しいので
誰にだっていろいろあるからね~、位な感じでうけながしていた。
ここに相談が来るまでは友達やいろいろ
相談相手が循環してきたことは見て取れる内容。
娘からのドヨ~ンとしたメールや電話が一段落した時、
落ち着いたかなというのとは裏腹に、急激に浮上した「親の勘」。
それも痛切に。
滞在した数日間、ご飯を作ってあげたり一緒にお買い物したり
娘が学校に行っている間は掃除したり洗濯したり、
ほんとうに他愛もない日常をすごした。
帰る日には冷凍庫にたくさん作り置きを入れて。
向き合って核心に触れる話をすることはなかったけれど、
彼女が「壁」を前に自信喪失の試練の真っただ中にあるのは見て取れた。
その後元気を取り戻し、猛スピードで学校からの課題を終わらせたとか(笑)。
難しいなあと思う。
経験済みの者からは、その渦中にしか自分の枠を大きくすることが
出来ないことを分かっている。
でもそれは後からわかることで、その都度自分の意志の強さはもちろん
横にいてサポートしてくれる人たちがタイミングよく現れたからだともいえる。
今回はそれがたまたま親である私だったわけ。
それを引っ張ってきたのが彼女の力だったんだろうと思う。
「頑張ってるから大変な状況がやってくるんだよ」とだけは言っておいた。
もうすっかり元通りになっている娘からは
「なんでSOSの電話したその時に来てくれないの~!!」と怒られているが(笑)。
急激な痛みにそこに座ったまま身動きできなくなる。
長女が一緒にいてお布団を出してくれたりするけれど、
痛くて横になることも体を曲げることもできない。
びっくりした長女がまだ会社にいる夫に電話して帰ってきてもらい、
夫は夫で救急車呼ぶかどうするかあたふたしてる。
横にも縦にもなれず、痛くて何かによりかかることもできず。
そのうち「効くから」と夫に飲まされたよくわからない薬が
本当に効いたのかどうか、寝てた(笑)、
で、今日はもうブログだけ書いて寝ようと思う。
こういうこと前にも一度あった。
結婚がきまって夫の実家の函館にご挨拶に行ったとき、
東京から長野に向かう帰りの電車の中で胃痙攣をおこして
お医者さんに来てもらった。
緊張のあまり?(笑)。
今日は何に緊張したのか・・・
全然寝れなかったので「そうだ!お酒を飲もう!」と
思い立ち、
けれど普段全然飲まないのでアルコールがない(笑)。
子どもの時から飲まされている養命酒 1回20㏄、
そうだこれにしよっ、と1杯飲んでも寝れず
2杯でもダメ3杯でもダメ。
4杯飲んで、「ただただ健康になるだけか」と
諦めて寝た(笑)。
永田先生に話したら、
「そのようなものではなくてワインとかちゃんとした
お酒をのんだらどうですか?」とさすが、
マネージャーらしい的確なアドバイスが飛んできた。
なるほど、普通はそうよね。
長女が自動車学校に通っている。
私が運転していると横から教わりたてのにわか教官の注意が飛んでくる。
「あっ今、ウインカー30m前から出さなかった!
あっ、今横断歩道に人がいたの見落とした~!
あっ、踏切なのに窓を開けて音を確認しなかった~!」
そちらに気をとられて却って危ないんですけど・・・
子どもたち「3つの動物を思い描いてその特徴をあげてください」
私、
「一番目 ハリネズミ
針がある。抱っこできない。付き合うのに距離が必要。
二番目、キリン
のんびりしている。届かないところのものを取ってくれる。おっとりしてる。
三番目 カモノハシ
ぽよんとしている。哺乳類なのに卵を産んで環境適応能力が高い。生命力が強い。」
子どもらは、一番目から大うけ。
長女「一番目は本来のあなた(爆笑)、二番目は周りから見られてるあなた。
三番目はなりたいと思っているあなただよ~!
一番目、ママにぴったり」
ああそうですか。
しまった、コアラにしようか迷ったんだよね、一番目・・・。
友人の中2の息子。
「だれからもらったかは言えないけどさ、チョコ3つもらったぜ」
友人、あとでこっそり
「本人ばれてないと思ってるけどね、
あれ、一つは私から、一つはおばあちゃんから、最後の一つはお姉ちゃんからだよ(笑)。
親族チョコって感じ、情報バレバレなんだけど」
それでも内緒にするのが男の子心よね~(笑)。
中2の長男が調理実習でクッキーを焼いたとか。
みんな材料を分担してきめられた量を持って行って
学校で分け合って使ったとか。
息子の担当はバターとお砂糖。
バター40gとお砂糖こちらは何グラムか知らないけど、
きっちりはかってもっていった模様。
「粉の担当の子が多めに持ってきていて
そのこのだけ粉っぽくなってた」とか。
「クッキーってバター5g多いだけで水っぽくなっちゃって
うまく焼けないんだよ」
ほぉぉお~~~~~~、突然変異で生まれたスイーツ男子、
クッキーを語る。
まあ幼稚園の時からお姉ちゃんにくっついてお菓子作っていたからね。
今日はバレンタインデーね、
「チョコもらった?」と聞いたら
「もらわない。学校でそんなことしたら問題になるよ」って。
あらまあ、せちがらい世の中だこと。