




昨年の生徒作品展作品集が出来あがってきました。
一昨年とはまた一味違う作風で、
個性があふれています。
なんだか携わってくださる編集者さんも、
毎年楽しみにしてくださるようで、
制作者のパワーがあちこちに伝播してますね。
いずれお届しますのでお楽しみに♪
中一の長男「ねえ、たまには感動するようなお料理作って」
・・・なんですと?
だいたい感動というものは度重なると薄くなるのだ。
私「きっと君は感動するのに慣れちゃったんだよ。
もっと新鮮な気持ちで食べてみてよ」
長男「慣れてないよ。給食で毎日感動してるもん!」
あららっ、そうでしたか・・・
何のせいかわからないけれどここのところ少し落ち着いてしまっていて、
どうしても傾くことができないでいた。
体が重くて(笑)。
傾かないと前に進めないのに。
いっぱいにミルクの入ったグラスがど~んと安定してしまった感じ。
結論から言ったら簡単だったんだ。
ミルク、こぼせばよかったの。
それが怖くてできなくて、ああでもないこうでもないと
騒いでいたわけ。
一度手にしたものを手放すのは勇気がいって、
それが物や関係性だけではなくて、
こんな仕事をしていると「自分がつくった世界観」というところまで行きつく。
でも今回、意識してこぼしたミルクは古いミルク。
また少しずつ新しいミルクを足して新たな安定に向かう。
いや向かっちゃいけないのかな?
安定しちゃったらまた今回のようにこぼすの大変になっちゃうから。
程よくこぼし続けないとね。
変化し続けるって、とことんエネルギーのいることだなあって、
自分の仕事、こんな風にとらえたの今回が初めてかも・・・。
自分の立ち位置がわからなくなったときには、
あちこちにボールを投げてみると良い。
ところどころに配した壁や鏡にあたって
ボールが跳ね返るその勢いで距離がわかり立ち位置がわかる。
その連続の2週間だった気がする。
そして仕上げの投球が今日。
壁や鏡というのは「人」のことであり、
ボールとは「言葉」のこと。
壁や鏡が多くなって、
その分混沌から抜け出すのも早くなったのかも。
深さは変わらないけど・・・。
本日朝からプリザーブドのスクール関連のミーティング。
そして私が日程を間違え、
アンティーククラフト関連の打ち合わせも同じ時間に設定。
最初久しぶりに全員集合して盛り上がっていたが、
すぐにお互いの持ち場で打ち合わせ。
中沢先生と教室の半分を使ってアンティークの素材を整理しながら、
一方の耳でプリザーブド関連のスタッフたちの話を聞く。
どちらも自発的によく働くなあ・・・。
仕事だからと言ってしまえばそれまでだけれど、
その姿勢、それ以前の問題なんだろうな。
どうしても進まない仕事があって、
もう「こうしたい」というのは一回放棄することにした。
こうしたくない、これが嫌、こうはなりたくない・・・を
今日ずっと考えていた。
まだまだありそう。
偏屈なやつ! 我ながら・・・
出張の後待合せて大学一年の長女のアパートへ行く。
今までの大学での課題制作を持ち帰ってきてあって、楽しい!
私もこういうのやりたい!
しかし、私は母なので、母らしく「たまには手料理を食べさせてあげよう」と
「何が食べたい?」と聞いて材料のお買い物に行く。
リクエストのあった酢豚とあさりのニンニクパセリバターとマリネを作る。
彼女はお料理ブログも載せていて、
意外にもしっかり作っている模様。
最近買った新しい包丁が良く切れると感動していた。
次の日は軽くお買い物をして長女とは途中でさようなら。
帰ってきて長野の家族にもまた同じようなメニューを作っている私は、
「レパートリーが少ない」か「一つのことを追及するタイプ」か?
さて、どちらでしょう?
行きつけの美容室の店長さんは
スイーツ大好き。
旅行に行くときは、まず「ご当地スイーツ」の本を買って
何を食べようか決めるのだそう。
そういう熱意がまーったくない私と
いつも話がかみ合わない(笑)。
店長「だって、あそこ行ったら有名なあれ食べようとか思わない?」
私「思わない」
店長「うっそー、世の中にそんな人がいるなんて信じられない!
でも友達とかと一緒においしいもの食べるのも嫌なの?」
私「そんなことない、機会があったら喜んでご一緒させていただきます。
でも自分で探す熱意がないの。」
店長「うっそ~、信じられない!」
という感じ・・・(笑)。
そのあと同い年の店長とこの先の仕事の話になった。
私「70才になったら新しい仕事始めたい。
一から作り出すような」
店長「今やってるじゃない」
私「前はあんこ屋さんになりたかったの、70才になったら」
店長「それいい、おいしそう!
だけど・・・・俺それダメだと思う。だって坂本さんスイーツ好きじゃないもの。
スイーツ好きじゃない人が作るスイーツなんておいしくないよ。」
そうか・・・
食べなきゃいいのね、フェイクのスイーツなら・・・あれ?
今やってるじゃない。フェイクスイーツ。
なんだか、いつかやろうと思ってることって、もうやっちゃってるのね・・・・
朝から久しぶりの積雪で雪かき。
お隣の奥さまと「一回じゃすまないわね」と。
仕事に戻って、もっと北の方の会社の担当の方に電話をすると
「除雪で頭に血が行かない」と言っておられた。
そういえば何年か前の大雪の時、
飯山のお客様が「今日は2階の窓から出てきました」と話していらしたが、
今年もそんななのでしょうか?
実家の母が夕方来て雪が多くて驚いていた。
実家のある佐久は氷点下15度にもなるけど、雪は少ないから。
明日は東京出張です。
土曜日はそのまま長女を呼び出していきたいところがあるので。


