




年を取るといろいろと知識がつくのだから
その分落ち着いて物事に対処できるはずと思っていた。
ところが知識は多少はついているのかもしれないけれど
それ以上に好奇心は子供の時からすっと同じペースで降ってくる。
落ち着けない。
50才なのに・・・。
中一の長男がお習字のお稽古から帰ってきた。
今日は書初め。
ずいぶん上手になったなあと。
昨年の夏あたりから急に字が変わってきた気がする。
幼稚園から習っているのに一向に上達しないで
継続が目標になりつつあったけれど、
ここへきての急な変化に本人も楽しそう。
継続していたら変化するのなら、
継続している間はあまり力を入れても仕方ないかなあなんて思う。
力を抜いて継続するってもうほとんど「忘れてる」にちかい感覚なのかもね。
卒業時に担任された先生に加えて、
2年から4年までお世話になり40年ぶりにお会いする先生もいらして
懐かしい顔ぶれ。
同級生もそれぞれ責任ある立場になって、
でも中身はやんちゃ盛りのころと変わらない。
子供が成人している人たちも多く、
説得力のある子育て談義に圧倒されたりもして。
40年ぶりにお会いした先生は図画工作の先生で、
何一つ自信のなかった私に唯一自己重要度を確認させてくれた先生。
不思議と時間を共有してきた人たちにあうと、
時間が止まるのよね。
素敵な会でした。
そう多くはないと自認しているので、
その大部分をお客様に向けたい。
それから「カラコレスの世界観をつくること」に。
そこだけできれば、
もう今年は上出来だと思う。
長女が高校生の間は
受験のための塾の営業が花盛りだった。
それが終わったと思ったら今度は「振袖」。
成人式です。
今年20歳になる娘を見て、
自分の年齢を自覚したりして。
今年もカラコレスでしか体験できない瞬間を
たくさんご用意して皆様をお待ちしております。
幸多き一年となりますように
お祈り申し上げます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
無事一年を過ごすことが出来ましたことに
感謝します。
こんな時代に、こんなにも万人受けしない
偏った商品を提供しているカラコレスを御贔屓にして下さる方々がいる。
それが何よりの励みです。
とことん偏った、とことんカラコレスらしい世界を
これからも追及していくことをお約束します。
一年間ありがとうございました。
たまたまカメラに入っていたハリネズミのモリーの
画像を見た友人が「はっきりした顔してるね」とほめた。
そう、うちのハリネズミは美人なの。
美人だけど恥ずかしがり屋なので、
なかなかカメラのレンズに収まってくれない。
夫が年賀状に使おうと20~30枚ハリネズミを撮影したけれど
これというのがなく、
結局坂本家始まって以来の家族写真なし、
ペット写真なしのタツノオトシゴの年賀状になった。
ライターの神無月さんと待ち合わせで
NYの旅について話す予定だった・・・が
私のあまりの脱力加減に取材にならない。
疲れたとかそんなことではなく、
魂が抜けちゃった感じ・・・。
おっと、そんなことになったら大変だわ。
戻しとかなきゃ。
びっくりした神無月さんによって
取材は日を改めてということになりました。
大学一年の長女「よく切れる包丁ほしいなあ」
大学入学の際持って行った包丁は
ホームセンターの間に合わせのものなのですぐ切れなくなるらしい。
彼女がクリスマスプレゼントに欲しがったのは
「掃除機」だったし、次は包丁。
「ほしいもの」って実際の必要の前に、
その人の生きていくときの優先順位そのものだなあ・・・。
私が欲しい物って、
「漠然としたもの、混沌としたものの中から
自分に合う秩序をつくりだしたい」ってこと。
ちょっと変なのかなあ(笑)


