





日々感じることや暮らしのこと、北欧・デンマークでの素材探しの旅やアーティストショップ巡り、さらにデザインのひらめきなど、カラコレスの舞台裏をご紹介します。

どのように信頼関係を結んだらよいのか、
どのようにご縁をいただいたことに感謝すればよいのか
言うまでもなく、目の前のお仕事を頑張る、だけ。
答えはいつもシンプル。
丸一日かけてスタッフたちが梱包。
私はというと、中の荷物とチェックリストの
照らしあわせ。
今月の30日から始まるサロン・ド・ショコラに向けて
先ずは秋田のオウザンさんへ出発。
チョコレートのラスクと一緒にパリへ♫
年齢を重ねたから敏感になってきたのかどうか・・・
「自分が居てはいけない場所」に
以前にもましていられなくなってきた。
我慢や丸く収めるというのと交換に、
以前なら「まあいいか」と自分をなだめたりして
過ごしてきたのに。
あとどのくらい働けるのかなあ・・・という漠然とした気持ちが起こったのがきっかけかも。
やりたいこと全部やってみたらどうなるのかなあと。
こんなこともう中学生の頃にはわかっていた気がする。
少しずつ大人になって社会に順応してきて、
50才を過ぎたら・・・大変、逆戻りしてる!
今感じてる違和感は、中学の頃感じていたのと
まったくいっしょ。
居てはいけない場所のキーワードは
「いかにも」「常識的」で「みんながそう思っているよ」。
だからと言って「居てよい場所」はクッション2枚分くらいしかないんだけど。
中途半端な居場所が広いっていうの、もうあまり興味なくなったんだな・・・。
陶器が多いので念には念を入れて梱包しているスタッフたち。
せっかく梱包したのに荷物が大きくなりすぎて、
本日もう一度やり直し。
無事出発してくれるまで、
まだまだ四苦八苦が続きます・・・。
何千輪ものバラも、それだけでも大荷物です。
10月24日から30日までの生徒作品展に続く、
研究コース生の個展の会場が続々決定しています。
新たに貸していただけることになったのが
長野市西尾張部の北野建設モデルハウスさんと
三輪のザ・ガーデンさん。
他にも最初小さなスペースの予定が
詳細をお話に行ったらオーナーさんがすごく乗り気になってくださり
好意的にスペースを使わせていただくことになった会場も。
いまだかつてないほど、研究生がエキセントリックになって
このイベントに取り組んでいるのが目に見えます。
この10月から12月まで目を離せないカラコレスです。
明日は梱包という日曜日。
朝から8畳の和室に布を張って最後のシミュレーション。
どうしても納得がいかなくて、
このままにしておくと開催まで心配で、
現地でも心配で。
未知のことへのシミュレーションは
しつこいことこの上ない(笑)。
気になっていたのはバラのリーフの数だったようで
剪定したらおおよそイメージと同じ感じになってきた。
一日かけて納得して、壁からバラを外し、布をとり
段ボールをたたみ、テーブルのトレイやバラやカゴを片付け
3種類のテーブルクロス、つまりオーガンジーと綿とシルクをはずし
「明後日は一足早く出発だよ」と材料たちに言い聞かせて(笑)、丁ねいにたたんだ。
おまじないのようだけれど
ここまでやれば大丈夫という確信が欲しいので。
そういえば、先日のレッスンで、「ブログを毎日続けているのは
地道なことの積み重ねで信用してもらえるから」と話すと
聞いていた一人の生徒さんが
「めんどくさい。私、そんなことまでして信用取りたくない」と。
大丈夫です、あなたはお客様です(笑)。
めんどうなことなんてする必要もないわ♪
でもお客様であるあなたに今ここでの時間が楽しいと思っていただけるのは、
こうした面倒なことの繰り返しをして
どこにもない価値を創造しているからかもよ。
な~んて、お客様に対して、というのは表向きで、
もうここから先は自分にウソをつけないから・・・というのに尽きるわけですけど。
「半端な仕事、したくない」という。
それでお客様が喜んでくださるなら、もうこの上ないしあわせなのだ~♫
今回のサロン・ド・ショコラの壁の取り付けなど
内装も担当してくださる画家さんに、
色見本と一緒に送った私の本が届いたとお電話があった。
2日でパリに着く便で送ったにもかかわらず
パリについてからずいぶんと留め置かれた模様。
「きれいな本ですね」と開口一番。
2005年に信濃毎日新聞社から出版した本。
同時に「2006年に私もパリで個展を開いた時の図録があるので
それを贈りますね」とも。
視覚から入る仕事をしている者同士、
言葉より早く伝わるものがあるのはお互いの強み。
といっても日本人同士ですが。
昨日は三井ホームさんの会場をお借りできることになり
あまりにすてきで広いので
当初の予定を変更して2人展となることになりました。
山口朋美さんと、町田恵美子さん。
西尾張部のSBC長野中央ハウジングパーク内です。
駐車場も広いので安心ですね。
そうおっしゃってプリザーブドのコースに入会してくださった奥様。
手芸がお好きで布を使ったクラフトなど楽しまれてきたとか。
お嬢様も手を離れて、時間もあり、
逆にお子様たちの結婚がきまったらブーケを作ってあげたいと
「少しずつ腕を磨きたい」と近い将来への希望もたくさん。
他にもお聞きすると「ケーキを焼くのが趣味」だとか。
「ウェディングケーキを焼いて差し上げたら?」
「披露パーティーの席札代わりにプリザの小さなポットアレンジを用意して
座席カードたてにつかった後は、式のおしまいに
出口でお客様にプレゼントするのもよいですよ。
形に残って喜ばれますよ」
などとご提案すると、目を輝かせて
「ほんとですね、できることたくさんありますね」
具体的なイメージがわいたとたんに、
「定年を前に好きなことしようかな」という目的が
もっともっとあれこれ楽しくなってきた様子。
いつでも人を動かすのは『具体的にイメージできること』みたい。
午前中のホテル国際21でのアンティーククラフト講座を終わって
レッスン室に戻ると先生、生徒入り乱れて
狭い部屋に10人がひしめいてる。
ほとんどが作品展制作だが
中にはお友達のブーケを作る方や
また本日入会のモンゴルのウランバートルからいらして
もう長野に6~7年になるという生徒さんも。
「体験はいいですから本講座に入りたい」と
いきなりプリザーブドフラワー6回コースを月2回の
ハイペースでされることに。
清楚でとても素敵な方。
作品展制作の傍ら、モンゴルからいらした方と
いろいろお話しして楽しかった。
モンゴルの言葉は中国よりもロシアに近いのだとか。
いろいろ教えてくださいね。
お花を習いたくてネットで調べてくださったそうです。
材料が豊富で質が良いと驚かれ、「作品がヨーロッパ的で洗練されていますね」と
興味津々のご様子でした。