




ここ数ヶ月刺激が多すぎて、
頭の中めざして滝がすごい勢いで落ちてくる感じ。
滝に当たっている間は何も考えられないんだけど、
流れが通り過ぎて静けさが戻ると
あっそういうことかと納得。
今日はそんな日だった。
昨日までが3月から続いた滝の流れの
最終章みたいだった。
ある人に聞いたらこの状況を「混沌」と表現し、
創造は混沌から生まれるので
無理に整理してはいけない。
混沌から抜けたいのならとことん混沌の中に身を置くのがよいそうな・・・。
抜けて初めてそこが混沌だったと知るのよね。
3月3日から5月17日までが
私の混沌でした(笑)
これでやっと前に進めるのかな?
8日間の駆け足の旅を終えて戻って参りました。
ボストン周辺での2つのアンティークフェアをまわって
素材を買い付けたりデザインソースになるものを見たり
刺激を受けたり、昔の人のていねいな手仕事に感嘆したり・・・。
ニューヨークではリボンのお店でフランスのリボンを
少し買い付けてきました。
2mずつ70種類ほどで、生徒さん全員にお渡しするほどはありませんが
おしゃれなリボンで作品展にもぴったりですので
ご希望の方はお早めに教室でご注文下さい。
ニューヨークのダウンタウンを地下鉄にのったり
道に迷ってたずねながら歩いたのも楽しい思い出。
今回の旅が今後の仕事にどう反映するのかは
まだわかりませんが、
おぼろげながら「こうしたい」という方向は感じています。
まずは買ってきた素材を洗ったり整えたりしないと・・・。
スタッフのみんな、お手伝いお願いしますね!
新素材でのスペシャルレッスンは、
その都度企画がまとまり次第ブログやメルマガ、
カラコレス通信などでごあんないいたします。
おそらく私の直接レッスンになるかと思います。
旅の様子もこのブログやメルマガなどで少しずつお伝えしますね。
留守の間のブログを8日分まとめて事前にアップ。
これがラストの原稿です。
ただいまゴールデンウィークの真っ只中でこれを書いています。
16日は多分、ニューヨークからの帰りの飛行機の中。
色々買い付けたものや受けた刺激やそこから生まれるかもしれない何か
・・・でパンク寸前ですね、きっと。
明日からはまた元気にリアルタイムでアップしますね。
今日はまだこのあと5月15日発行のメルマガも作らないといけないの。
ですから、これにて失礼♪
フェイクスイーツの記事を長野市民新聞に
連載させていただいている。
5月4日号は「棒つきキャンディー」。
撮影は毎回プロのカメラマン。
最初そうでもなかったのだが、
2回3回と回を重ねるうちにカメラマンさんが凝ってきて、
今月号のキャンディーの撮影は今までで一番面白かった。
ベースに敷いたのはミラー。
その上にビー玉とキャンディーを並べる。
すると、ミラーに映って2倍の数のビー玉とキャンディーがあらわれる。
ポップなスイーツの特徴を上手に出してもらって
見ていて楽しかった。
一見英字新聞の上にキャンディーが載っているようにも見えるが
これは背景の壁につるした英字新聞がミラーに映ったもの。
下に敷いてしまっては、せっかくのミラーに
写せなくなってしまうので、「なるほど」という演出でした。
カタログでの商品撮りを山ほどこなされてきた
百戦錬磨のカメラマンさんだけあって、
いつも思わぬ演出で驚かせてくれる。
次回も楽しみです!
歯科の先生の所へは毎月定期健診に行っている。
腰痛は最近あまりひどくはならないが、
もしなっても大丈夫なカイロの先生が近くにいる。
今は「No news is good news」な状態なので・・・。
あとは・・・小児科の名医もいるけど、
子ども達もそろそろそこを卒業しつつあるので、
ここにお世話になるのは孫の代かな。
何でこんなことって?
先日ある集まりで
「これからは○○の事ならあの人に任せれば安心」というものが
求められるという話を聞いて、
自分はどうなんだろうって思ったから。
もちろん体のことだけじゃなくて、
生きていくのに必要な事すべて。
そういう視点で自分の生活全般を整理してみようと思う。
ところで、自分が発注する仕事に関しては結構これが出来てきたと思いますが。
というより、仕事ではそれを基準に人と関わってきたとも言えるので。
「この人と仕事をしたい! この人に私の仕事をやってほしい!」
デザイナーさんでも、ライターさんでも、
そのほか諸々のお仕事を、わがままな私と一緒にしてくださるのは
そう言った方々。
さてでは私のお客様にとってはどうなのでしょう・・・。
「○○のことなら坂本に任せれば安心」の○○はなに?
そこに単純に「プリザーブド」や「ドライアート」が入らないのは、
先日ブログにも書いた「空気感」が絡んでくるからで、
今がちょうど、その○○を再構築している最中と言えるのかもしれません。
自分にとっての働き方って、どうなんだろう・・・。
アメリカに行く前、周りのお花屋さんが
「一年に一度の母の日のスペシャルイベント」で盛り上がっているのを
見ながら考えていた。
どうもそのような方向ではないらしい、という事はわかる。
もしそうならとっくの昔に「お店」としての
方向転換をしていたはず。
答えは私の中とお客様の中と両方にある。
単なる「形」ではない何か・・・空気みたいなもの。
それが言葉で現せなくてもどかしい。
タイムリーにお伝えする元気があればよいですが、
おそらく目の前の仕入だったりインスピレーションを得る事だったりで
手一杯のはずですから、
これから8日間のブログは書き溜めたものをアップしていきます。
ヨーロッパには良く仕入で訪れているデンマークをはじめ
10カ国ほど滞在してきました。
今までアメリカに行く気がしなかったのは
「伝統」の重みのちがいやなんとなく大雑把に感じていたから
あまり魅力を感じなかったせいかも。
今回このアンティークフェアをご紹介くださった方から
「決して一概にそういえない。
ヨーロッパよりも時には素敵なものが出ている」事を教えていただきました。
直ぐに仕事に結びつくかはわかりませんが
きっと強烈なインスピレーションを得る事は確かです。
アンティーク、「急がない時代のものすごくていねいな仕事の集大成」ですから。
帰国後楽しいご報告が出来ますのをお楽しみに。
もう少しきちんとした形にしてから人に渡そうと
思っていてなかなか渡せない仕事がたくさんある。
それがはっきりわかるのが今回のような
期限が決まっていて出かけないといけない場合。
こんなにたくさん仕事してたのね・・・という自己満足を得たいのかどうか、
それにしても「この仕事まだあなたがしていたのね(スタッフの方が適任なのに)」と
いうのもある。
それを自覚するためにも、
「しばらく席をはずす」のは必要なのよね。
前に来ていた方の話題をお聞きする事が多くなりました。
今日もカルチャーのお客様からお聞きしたお話。
「直ぐ近くにお住まいのいけばなの先生のお嫁さん、
前に坂本先生のところで習っていらしたんですって」
お名前をお聞きすると、
おぼえてます、もちろん!
本部教室で資格取得の短期集中コースを途中までされて
ご結婚で中断なさっていたかわいらしい方。
お勤め先のディスプレイも研究してご自分でトライしたりと
とっても積極的にドライアートを暮らしに取り入れてくださってました。
お名前を言うと
「そうそう、その方。私がカルチャーで習っているお話をしたら、
私も行きたいなあって」
ぜひぜひお越し下さい。
いつでもお待ちしております。
長いブランクの間も、ずっとカラコレスの事を忘れずにいてくださったこと
感謝です。
見えないところでつながっていたのですね。
目の前だけがすべての風景ではないと改めて実感です。
手芸一般何でもできるけど、
それを仕事にするのはイヤという友人がいる。
「誰でも出来る」と思っている。
「人がやらないのは面倒に思うだけだから」と思っている。
時間さえあれば出来る事だと言い張る強情な?友人。
そうじゃないのよね・・・。
もったいないことです。