




研究コースの生徒さんとペットの話になって、
爆睡中の我が家のハリネズミをお見せする事になった。
夜行性の彼女は昼間はすこぶる機嫌が悪い。
きっと今日も丸くなって「たわし状態」のままだろうと思ったら、
なんと、ご機嫌だった!
大きく黒く丸い目をきょろきょろさせて、
顔の周りを撫でられて気持ちよさそうにしている。
ピンク色の小さな手を握手させて、ぷにぷにの肉球にさわられても怒らない。
(もちろん私限定ですが)
まるで夜のお食事後みたいなサービスぶりに、
久しぶりにモリーを見た安部先生が、「すごいなれてる」と感激。
ひとしきり遊んで寝かし、夕食のときにまた起こしたら
今度は思い切り機嫌悪い。
「そうそういつもいい顔できないもんっ!」みたいに
ふて寝してる。
きっと一日のエネルギー量が一定なのよね。
わかりやすい性格で笑える。
誰に似たんだ?
長女を車で学校に迎えにいった帰り道、
左側の歩道から風で透明のビニールのカサが飛んできた。
目の前に飛んできたので、間に合わず踏んでしまった・・・
と思ったのに、ルームミラーにもバックミラーにも
車道に落ちているカサの影が見当たらない。
ラッシュの時間帯で、交通量の多い細い抜け道だったので
止まれずに少し走ったところで、
車のおなかの辺りから「ギギギー」というカサの悲鳴が。
小さな駐車場を見つけて車を入れて下を覗き込むと、
おばけのように複雑骨折したカサがいた!
なんとカサの持ち手のカーブをきっちり車軸にはめ込んで
車と一体化している。
何とかはずしたけれどビニールの溶けたにおいがして
心配だったので、そのままガソリンスタンドで点検してもらう。
上に持ち上げられた車体をチェックして何事も無かったことを確認。
「良くあることなんですか?」
「いや~はじめて聞きました」
何事もなくてよかったー・・・。
風が運んだまさかのハプニングでした。
お買い物から帰ってきて食材を冷蔵庫に入れる。
後ろにいた長男11才が「知らなかった、えのきって生き物だったの?」と聞く。
忙しいので振り返らずに「え?生き物かと言われれば・・・そうだね。」
長男「ふ~ん、増えるの?」
私「え?ふえるか?・・・そうだね、うん、増える。」
なんか妙なやりとりだとは思った。
横から長女17才「ばかだね、なまものって書いてあるでしょ!」
長男「ほんとだ、生ものだ! 生きものじゃない」
私をはずして話はすすむ・・・。
新学期を迎えて子ども達が新年度の学校行事の
スケジュールをもらってきた。
参観日、家庭訪問、懇談会、半日や部活や研修や、
音楽界や運動会やその他もろもろ・・・
こういうことと折り合いをつけて進むのはあと何年かな?
全部が自分の時間になるときなんて来るのかな?
それはそれは怖いですね、
もう言い訳できないから・・・。
高校生の長女は書道部に在籍している。
他に何も習ってこなかった彼女が
小学校1年生から続いているたった一つのお稽古がお習字で、
月3回のレッスンと週2日の部活が全部書道。
それなりに大会に向けても書いているが、
全体から見ると程よい緩さがあってほほえましい。
緩いのは顧問の若い女性の先生のキャラゆえ?
会ったことはないが、長女から聴く動向がとっても魅力的。
書道の練習が手芸の練習に成り代わる日もあるとか。
この間はフェルトをキャンディー型に切ったところに、
お花の模様が描かれた可愛いシールをもらってきた。
「これ○○先生が作ってくれたの」と長女。
またおしゃれな紅茶のパッケージの
イラスト部分を切りぬいてオリジナルフレームを作ったり・・・
わくわくする、私が聞いても!
私は書道はしないけれど、
空間処理という意味でアートなのよね、と思う。
理屈も何も抜きに、楽しそうにしている長女がうらやましいな。
啓蟄って3月6日ごろだったのね・・・。
あまりに寒いここ数日から、
今日は少し陽気が温まったので勝手に私の「啓蟄」とする。
色々動き回っていたら
突然左肩が痛くて上がらなくなった!
わ~これってもしや・・・。
五十肩の心配をしていたら、
今度は何年も起こらなかった腰痛がいきなりやってきて
「ぎっくり腰」もどきになる。
そういえば近所のカイロプラクティックの先生が言っていた。
「春が危ないんですよ」って。
寒さで緊張していた筋肉が急に緩んで
身体を痛めるとか。
虫は大丈夫なんだろうか・・・急に動いても。
春休み、長期休みしか会えない小5の長男のお友達が
あそびにきてくれる。
高2の長女を監督役に子供ばかりであそぶ。
名古屋の問屋さんが全国をまわって新商品をPR。
家の裏の車庫にお店を広げてあーだこーだ。
開口一番「さーむいですね~!」
30分ほどで切り上げ、
新しく形を変えるカラコレス通信にアドバイスをもらうべく
ライターさんと打ち合わせへ。
今度は東京から来た方と仕事の打ち合わせ、
開口一番「さーむいですね~」
でもこちらは明日お子さん達とスキーだとかで
ちょうど良いかも。
家に戻ると春休みで遊びに来た朝とは別の友人たちと
遊ぶ長男、&監督?の長女。
佐久の実家へ戻る母を車でバス停まで送っていく。
戻ってギョウザを子供達と作る。
そこへシンガポールの友人から久しぶりの電話。
たまたま長野に戻っているという事で
急遽明日お昼に会う。
彼女は我が家のレッスン室に床を張り
にわかタブラオで踊ってくれたフラメンコダンサー。
夫が帰ってきて3人合作のギョウザを
「おいしい」と食べる。
一日の羅列・・・。
スタッフとうちの子供たちのコミュニケーションが
意外なところに存在している。
もうかなり前に辞めてしまった50代のスタッフから聞いた話・・・。
レッスン室で自宅教室の用意をしていたら
まだ幼稚園未満児の長男がそばにやってきて
「明日運動会なんだぁ、かけっこやなんだよね」って。
「大丈夫だよ、一生懸命はしればいいんだよ」というと
「そっかぁ」と納得した様子。
こんな小さな話も何年もたってから教えてもらったりして。
周りに育ててもらっている子供達です。
下を向いて咲く控えめな花なので
なかなか気づかないが、
小さな庭のあちこちで白、黒、グリーン・・・。
我が家のは以前借りていた倉庫の大家さんから
分けていただいたのが6株。
あとは実家から持ってきたり
珍しいのは買ってきたり。
今度久保先生と交換しようねと話してるの。
夫はたまに異空間にはいってしまう(笑)
ある場所に出かけたのを、「どのくらい時間掛かった?」と聞いてきたので、
すかさず「○○まで電車で40分、そこからバスでまだ30分、
思ったより遠かったよ」とまじめに答える私。
何の反応もない夫、視線は全く違う方向に向けられ新聞を読んでいたりして。
「ねえ、今の話聞いてた?」
しまったというように、「あっ聞いてなかった」
「男ってのはそういうもんなんだよ、すぐ気が散っちゃうの」
・・・まったく・・
もうすこし、ましな言い訳を考えよ!