




長女と歩いていてふと
「皆既日食まであと2日だね」と言ったら、
「え?」と聞き返された。
だ・か・ら
「皆既日食まであと2日だね」
長女「・・・ママ中途半端だよ」
私「?」
長女「明日だね、とか、あと一週間だねって言うんじゃない?
ふつうは・・・」
え~知らなかった。
そんなのに普通ってあるのか・・・。
そんな切り良く思いつくものですかね、この手のことを。
先日母が来て扇風機の場所を移動したら急に動きがストップ。
「これすごい、センサーついてる。移動したら止まったよ。」って。
扇風機にセンサー付ける必要って・・・
「もしかしてプラグ抜けてない?」
・・・やっぱり。
(友人の電気やさんが言ってたけど、修理で呼ばれると少なからず
このパターンがあるって。 ご苦労様です!)
昨日は夜間のレッスンがある日。
生徒さんにペット関連の仕事の方が多い。
トリマーさんに、ペット霊園を営んでいる方。
以前、全くなつかない我が家のペット、
ハリネズミのモリーをお披露目した。
ところが最近モリーはなついちゃったのだ。
しかも家族で私だけに。
手のひらに載せて見せてあげても全く針を立てないし、
ちょっとびくっとするときも
顔を手のひらにうずめて丸くなり防衛姿勢をとるのみ。
やっぱり針は立てない。
すきあらば噛んでいた大きな口も閉じたまま。
以前の様子を知っている生徒さんはびっくり。
これもひとえに私の過剰なコミュニケーションと
相手の変化を待ってる忍耐力と
噛まれてもじっと我慢の大きな愛と・・・。
だれ? ハリネズミのほうが根負けしたって言ったの?
ハムをスライスしたがなかなか上手に丸の形に切れない。
お皿にごまかしながら盛り付けていると、
横で見ていた長男10才。
「ママはきれいに盛り付けするとかのやり方を考えるのが得意なんだね。
本当にやるのは誰かほかの人に頼んだほうがいいね。」
「・・・・・・」
(何を言われても怒らないわよ、私は大人だ・・・)
「思いつかないんだよね、ママって完璧だから。」
(え?・・・あ、あらっそう? )
私「じゃあママのいいところは?」
長男「いいところはたくさんあるよ。やさしいところとなごむところ・・・」
私「他には?」
長男「う~ん・・・思いつかない」
(たくさんって2つね・・・)
小学5年生の長男がキムチを食べているのをはじめて見た。
私「どうしたの?珍しいじゃない」
長男「いや、ちょっと人生に刺激がほしくなったから・・・」
それもいずれ慣れるから、次は唐辛子ね・・・激辛な人生!
ママは穏やかな人生がいいなあ。
長女が高校から帰って来て
「裏の公園に階段が出来たね」と報告。
家のすぐ斜め後ろの児童公園
入り口の土留めをしてなかったところを
長野市の指定業者さんがコンクリートでステップを作ってくれたとのこと。
私「そうなの?」
長女「ママはほんとにそんなことも気が付かないくらい
引きこもりなんだね」
私「今日は打ち合わせがあって外に出たよ」
長女「じゃあ、よほど鈍感なんだ」
確かに数日業者さんの車が止まってはいたから、
車止まってるな~くらいにしか思わなかった。
探偵には向かないけど、
その代わり事実はそのまま事実として受け止めているのよ!
長女16才「私、究極の楽天的な人生と
究極の悲観的な人生の2つをいつも考えるの」
私「それってどんなの?」
長女「究極の楽天的がスタイリストのお仕事をして、
それがすごくうまくいく人生」
私「悲観的なほうは?」
長女「何もかもダメでやけ食いですごく太って暗い人生」
私「それ、きっとどっちも来るね。」
長女「え~悪いほうは来ちゃヤダ~」
私「いい事ばっかりもないし悪い事ばっかりもないし。
ごちゃ混ぜなんだよね。
すごく長い目で見ると半分ずつはいってるんじゃないかなあ。
それに悪いときって、反省するには意外と良いときだしね」
長女「・・・」
メガネをどこかに置き忘れる。
携帯と違って呼び出し音で返事してもくれない。
・・・困った。
こんなにお友達になれる日がくるなんて
思わなかった!
抱っこも出来るし
あごの下の産毛を撫でてあげると
気持ちよさそうにおとなしくしている。
いつ噛み付かれるかとひやひやしながら
コミュニケーション図るのも
なかなかスリリング・・・。
もらわれてきて8ヶ月
石の上にも8ヶ月だわ!