




私「いきなり何?」
長女「子育てがはじめてだから、16才の私の気持ちはわからなくて
10才のそうちゃん(弟)のことは2回目だからわかるんだね」
(どこの家にもあるやきもち・・・)
お言葉ですが16才の女の子を育てるのも、10才の男の子を育てるのもはじめてで、
ついでに言えば47才の自分と向き合うのもはじめてです・・・何もかも一期一会
仕事がら、やけどしたり手を切ったりは
絶え間ないけれど、
私の場合はそれ以外の怪我の方が多い。
今回は熱くなっているアイロンを腕に
落っことした・・・。
長さ4センチ。
やっと何年か前の左腕のやけどの跡が
直ったのに、やれやれ。
忘れた頃に会話の続きの返事をすることが多いらしい。
長女16才の脇を通りながら、「なんで?」と聞く。
長女「いきなり何?
ママ、それいったい、いつの何に対しての『なんで?』なの?」
私「さっきの会話の続きに対しての『なんで』」
10分前の会話再現・・・
長女『ママ今日出かける?』
私『もう少ししたらね』
長女「ママは忘れた頃に返事するからイヤ!
なに話してたか思い出せないでしょ」
私の頭の中ではその10分間ずっと会話が続いていて、
「そうだ、何か用事があるんだろうから聞かなきゃ」・・・で
「なんで?」になるわけ。
長女「出かけるならママの携帯持って行く?って聞きたかったの。」
(安心サービスに入っている彼女の携帯では
「嵐」の画像がチェックできないので、
家に居るときは私の携帯はもっぱら彼女の私物化となっている・・・)
なるほど。
長女「ほら、また返事しないで行っちゃう!」
あっごめん・・・。
長女16才、日曜日の朝
「ママ、ねえ見て、どう?」
見たらほっぺにぽつんと赤いのが。
「あっ、ホントだ、あせもできたの?」
長女「ちがう!」
私「え? 何? ああ、前髪の感じ変えたんだ! かわいいじゃない」
長女「変えてない! まつげビューラーしたのっ!!」
そこだったか・・・(まつげは彼女のコンプレックスなのだ)
ごめん、そこまで言われないと気が付かないよ。
高2の長女「このおにぎり、具はなあに?」 私「三角が高菜で、丸が梅」
「どれが三角?」 私「え? 見ればわかるじゃない!」
そのあと小5の長男「ママ、このおにぎり中はなあに?」
私「・・・三角が高菜で、丸が梅」 長男「ねえ、どれが丸?」
いい加減、主婦として自信なくす私・・・。
長男10才「ママ、指の鉛筆が当たるところに
豆みたいなのできた。」
私「それペンだこって言うの。
う~んと勉強してる人に出来るんだって」
長男「へえ、やった~!」
・・・素直すぎる、皮肉のつもりなんだけど効き目なし・・・。
長女と向き合って食事をしていて
「ご馳走様」と言って直ぐ立ち上がると
「ママはごはんのあとお話しないよね」と言われる。
「?」
「ふつうご飯食べた後、なごやかにお話しするんじゃないの?」
たしかに家族がのんびり話しているのをよそに
食事の後はてきぱきしてるかも・・・
「ママはレストランとかってご飯食べる場所だと思ってるでしょ?」
何だか深い質問を受けてるのかなあ、
分が悪そう・・・
「思ってます」 負けた気がする。
家でも曲が掛かっていて、で、ソロの部分を抜き打ちテストされる。
「ここ誰が歌ってるでしょう?」「大野くん」「違うでしょ、松潤!」
「ここは?」「相葉くん」「違う!! ニノ!」
私の高校時代はひたすら野球マンガとサイボーグ009とかの男の子マンガに
囲まれていたので、新鮮な環境・・・ふつうの女の子ってこうだったのね!
いよいよ花粉症で目が開かなくなる。
お医者さんに行こうとしたらいつもの病院が午後は休診。
こんなにずれ込んでいるのは
連休に夫の実家の北海道に帰ったとき
いつになく桜が満開で花粉症の季節真っ只中に
突入してしまったから?
周りはみなピークを過ぎていて
一人取り残された気分・・・。
昨年10才のお誕生日に長男が祖父母に買ってもらったプレゼントは
「へびのロボット」・・・。
体がいくつかのパーツでつなぎあわされていて
抱きかかえるくらいの大きさ。
スイッチを入れると器用に踊ったり笑ったり
色々なパフォーマンスをする。
最近では子供のほうは飽きてしまったみたいだが
私は気に入っている。
かわいい!
仕事で疲れてるときとか、
ロボットの踊るのを見て癒されてる私って・・・変?