カラコレス代表の坂本裕美のブログです。
日々感じることや暮らしのこと、北欧・デンマークでの素材探しの旅やアーティストショップ巡り、さらにデザインのひらめきなど、カラコレスの舞台裏をご紹介します。
2016年7月 8日
13人に聞きました!
13人に聞きました!
カラコレス発足20年をこえ、このところ新規事業がますますふえてきました。
でも原点はスクールですし、いつも中心にあるのがスクールであることに変わりはありません。
そこで今回は改めて原点に立ち戻り、在籍期間の長い生徒さんからフレッシュな生徒さんまで13人にインタビューしてみました。
質問項目は、入会のきっかけや好きな素材、思い出の作品、カラコレスでの楽しみ、これからの抱負など。
さあ、お隣のレッスン生の心の内をほんの少しのぞいてみましょう。
■坂本先生が見たかった。
吉井利江さん(研究コース)
仕事を辞めて時間ができた時「坂本先生って有名よ」と聞き、ながの東急百貨店カルチャースクールのカラコレス講座に入会したのをきっかけに、すぐに直営校のライセンスコースに移りました。
カサブランカが大好きで、ブーケにも、昨年の作品展に出した「はしごのデザイン」にも大量に使いました。カラコレスはレッスンの幅が広いのが楽しいですね。
アンティークレッスン、シルクやレースやお人形制作といったオプションも好きで参加しています。
今月の課題の多肉植物とシェルのアレンジは苦手。貝があまり好きではないです。
酒井裕子さん(BASICコース)
吉井さんと同じ職場だった頃、小野さんと一緒に誘われました。
気さくで能天気で宇宙人みたいという噂の坂本先生を見てみたかったのですが、会ったらその通りでした(笑)。
長男に続き、娘の結婚式でもブーケを作り「お母さんすごい」と評判でしたし、11月には次男の式が。またがんばります。
レッスンでは他の生徒さんとのおしゃべりも楽しみです。
ご縁をいただいて小さな作品展を開いたのですが「売って下さい」というお声を、思いがけずたくさんいただいたのも驚きで嬉しかったです。
小野みやこさん(BASICコース)
職場で吉井さんに誘われる前からチラシでカラコレスのことは知っていました。
いつかやってみたいと思っていたので、吉井さん、酒井さんと一緒にレッスンに来ることにしました。
2人の娘の結婚式にブーケを作ったのがいい思い出です。
最初に作品展に出した、枝とプリザーブドのバラのガーランドも愛着があります。
好きなのはやはりプリザーブドのバラ。
今月の多肉のアレンジもいいですね。坂本先生のスペシャルレッスンを受けてみたいです。
写真はイメージです
佐藤由美さん(ながの東急カルチャー)
小3から10年間、長男の野球の部活のサポートで、土日祝日、趣味など一切考えられない日々を送ってきました。
その子が大学に進学したので時間ができ、新しいことに挑戦したくなって、チラシで見た笑顔の印象的な坂本先生のコサージュ講座を受講しました。
それが楽しかったので定期講座に入会。
長女も剣道部員という体育会系一家の動から静への大転換です。
皆さん同じ花材を使うのに、二つとして同じデザインが生まれないことと、自分なりの自己表現の楽しさにはまりました。
カラコレスでブーケができるのを知り、すでに結婚している長女から「作って欲しかった」と言われました。彼女の新築祝いで大作に挑戦します。
■ブーケが大人気
宮澤伸子さん(BASICコース)
上達したら娘のブーケを作るつもりでしたが、挙式が先になり、初回のレッスンでブーケとなりました。
かわいらしいピンクのラウンドブーケに満足。
それからプリザーブド6回コースを受講しBASICに。
かれこれ10年近く通っています。
数をこなしている生徒さんを見ながら、いつもすごいなあと思っています。
この間も同じガーランドリースの課題を比べたら素材の入れ方のバランスといい、自分のとは違い感心しました。
レベルアップを目指します。
作品は人に贈って喜んでもらっています。
鹿島圭子さん(BASICコース)
ずっと前になりますが、ながの東急百貨店のイタリアン・トマトでカラコレスのディスプレイを見て感激し、いつか時がきたらと思っていました。
当時、長男の幼稚園のランチ会をよくイタトマでやっていて頻繁に変わるディスプレイに目を奪われていました。
この長男が大学進学で家を離れ、時間に余裕ができたのでながの東急カルチャーのカラコレス講座で単発のフレームアレンジを受講してみたら、やっぱり素敵で本コースに申し込みました。
お花に囲まれた非日常の世界にひたれるのがいいです。
たくさんレッスンして、いつか息子のお嫁さんにブーケを作りたいです。
写真はイメージです
酒井幸代さん(ながの東急カルチャー)
長野市民新聞の広告で知り、プリザーブドをやりたくて入会しました。
まさか自分で作れると思っていなかったブーケを作れると知り、8月20日の娘の結婚式のために制作中です。
白いアートのカサブランカをふんだんに入れたキャスケードブーケ、楽しみです。
実は自分の結婚式で作ったリボンフラワーのブーケをまだ飾っています。
レッスンで作った作品は、行きつけのお店で飾ってくれるのですが「まだ場所あるよ」と声がかかるので、好反応なのでしょう。
■圧巻の素材バリエーション
大沢美和さん(BASICコース)
石坂さん(下記)に誘われ、ながの東急カルチャーの半年講座に入会。
それから本部教室のBASICコースに移りましたが、教室にある作品の素晴らしさに感動し、あんな作品を早く作れるようになりたいと思っています。
大人にとって夢中になれる時間をみつけるのは難しい中、カラコレスで本来の自分を表現できるのは幸せです。
モスキーな色が好き、シックなデザインが好きと、自分を振り返ることができたのもレッスンからです。
花材といいリボンといい、こんなに豊富に揃っていて眺めているだけで楽しい教室は他にないと思います。もっともっと極めたいです。
石坂美智子さん(BASICコース)
ながの東急カルチャーのクリスマスリース講座に参加後、1年ほどしてから、中学の同級生の大沢さんを誘って入会しました。
月に1度教室で会うのが楽しみで、カラコレスをきっかけにコンタクトが増えました。子どもや仕事に翻弄される日常を離れて自分だけの時間を持てて無になれるレッスン。作品は手作りの一点ものギフトとしても喜ばれています。今後は大作も作りたいです。
写真はイメージです
金澤yukaさん(BASICコース)
たまたま通りがかりに、ながの東急百貨店で開催されていたカラコレスの生徒作品展を見て圧倒され、即体験レッスンを申込み入会しました。
アイアン製のベース、黒など濃い色の花が好きです。作品展に出品したアイアンのスタンドは5年以上たっているのに何ともなくて、素材の品質の良さを感じています。
どんなところが楽しいかって、一言で言えないくらいに楽しいです。
桑原純子さん(研究コース)
カラコレスを知ったのは、平安堂で坂本先生の本を見つけたから。生花のアレンジをやっていてプリザーブドも気になっていたので「長野でやっている人がいる」と嬉しくなって、ながの東急カルチャーの講座に入会したのがきっかけです。
当時、仕事と家の往復だけで、これだけではという気持ちがありましたので、レッスンで無になれる時間をありがたく感じました。
まだ自分のスタイル確立には至らず、常に提供される新しい花材に好奇心を刺激されっぱなしです。
この先、娘の挙式のブーケを作ることと、退職後にプリザーブドを教えることを考えています。
■個性全開もカラコレスから
山本由美子さん(研究コース)
生花のアレンジをやっていたので次はドライやプリザーブドと思い、13年前にながの東急カルチャーの講座に入会しました。
一番の思い出は、息子の結婚式で、お嫁さんにブーケを作ってあげたことです。
また、スポーツ洋品店とレストランにディスプレイさせていただいていますが、それを見た人の反応を聞かせてもらえて楽しいです。
皆さん、見ていないようで見ているんだなと。
ディスプレイとして飾るようになってからは、置いた時をイメージしながら制作するようになりました。
お供えの花やお雛様用のアレンジもオプションで制作しました。
カラコレスの作品は、まさに暮らしに寄り添っているのがいいですね。
TVを見ていても、背景の花装飾につい目がいき、自分ならこうするのに、などと考えてしまいます。
先日もお嫁さんと展覧会に行き、たまたま会場装花を見て「ここもっとこうすればいいのに」と漏らしたら「展示じゃなくてそっち?」と笑われました。
小山弓子さん(研究コース)
東急ライフの作品展会場で「これだ!」と思って、その場で入会しました。
2000年頃で、最初はBASICでやっていたのが物足りなくなってライセンスコースにいき、研究生として個展も経験し、定期の自宅教室を開校しましたから、カラコレスの歴史をほとんど知っています。
仕事で行き詰っている時、月に1回夢中になれるレッスンがどれだけ癒しになったことか。
教室でのおしゃべりや文化的な刺激、ファッションや色遣い、アンティークの取り入れ方やインテリア...参考になる事ばかりです。
初めて作品展に出品した作品のオレンジとブルーの組み合わせに「自分はこういうのが好きなんだ」と自覚しました。
日常生活の中の色選びに、そこまで純然と向き合うことはないので、自分を知った瞬間でした。
これからの希望は自宅教室の入り口を増やすことです。
ディスプレイさせてもらっている所があるので、そこでの案内を充実させたりと考えています。
長くカラコレスの生徒として在籍し、たくさんの変遷を見てきました。
ディスプレイ、母が作るブーケ、お供えの花など、坂本先生のエネルギーに感心し、傍で見ていているのが楽しいです。
今まで自分の好きにやってきましたが、教える側になると、相手の表現したいことを生かせるアドバイスの難しさを感じています。
でも、見本なしでできるほど生徒さんが上達したり、悩みながら完成させて満足な笑顔になるのを見ていると自分も嬉しくなります。
2016年7月 8日
カラコレスの
「アートのお供えの花」が人気です
昨年の
エンディング産業展
カラコレスの
「アートのお供えの花」が人気です
アートのお供えの花デビューから4年。
最高級アートフラワーを使った上品なアレンジが好評で、ニーズに応じて商品数も増えています。
お気に召してくださった方々からのリピート注文もいただき、嬉しい驚きです。
お仏壇関係の問屋さんからの引き合いもくるようになりました。

昨年の
エンディング産業展
今年もお盆が近づいています。お仏壇周りの準備やご進物にもどうぞご利用ください。

昨年の
エンディング産業展
最近活況のエンディング産業展が8月に開催されます。
カラコレスも自慢のラインナップで出展し、時代の最先端を皆さまにもフィードバックしてまいります。白いアートのお供えの花シリーズ、ご寺院様用花装飾、手元供養、ペット用手元供養といった充実したお品揃えです。
2016年7月 8日
こんなシーンにもカラコレス、
ラスクとハムはお中元にも
こんなシーンにもカラコレス、
ラスクとハムはお中元にも
企業のPR写真には息をのむような美しいものがあります。
センスが良ければ目を惹きますし、そうでなければ逆効果ということも。
実はカラコレス代表の坂本裕美のディスプレイが企業のPR写真やサイト用写真に使われる機会が続きました。
クロワッサンラスクが大人気の「カフェオウザン」さんと、手造りハムの「森本工房」さん。撮影現場の京都ドゥリムトンに現れた撮影チームは優れたプロ集団。
細心のコーディネートとカメラの息がぴったりでした。
森の環境と自然の光と影をいかした素敵な作品に仕上がっています。
写真の一部は各社のホームページでご覧いただけますし、ラスクもハムもお中元などご贈答用にぴったりです。
2016年7月 2日
昭和レトロな陶器 フックから碍子まで

こちらはレッスン室の入口のいくつか並んだ陶器のフック。
昭和かあるいはもっと前でしょうか、
父の家から持ってきました。
揃っているようでサイズがまちまち。
この不均衡な釉薬の感じが実にエレガントではありませんか。
この陶器の質感、いろいろと思いだすのです。
喘息でよく入院していた病院の洗面台の陶器や、
はては室内や電線の碍子(がいし)まで。
碍子(がいし)は陶器に釉薬を塗った絶縁体で、
昭和の電柱は碍子もエレガントでありました。
なんでそんなことを覚えているかというと、
よく熱を出して学校を休んで寝ていた私の位置から窓越しに見えたのが、電柱の頭の部分で、
一日中碍子を眺めていることが多かったので。
どうも昭和のレトロな陶器と、私の虚弱な時代が
重なっているんだと思います。
そのころの陶器、不完全で不均衡で味があります。
完璧を目指しながら味も出そうというのでは、矛盾ですね。
2016年7月 1日
中野教室は全員血液型B型の生徒さん
久し振りに中野教室のレッスンに顔を出しました。
橋爪先生が骨折の為、永田先生が代打。
私がサポートで入りました。
もう17年くらい通っている生徒さんと
最初の頃の話をしたり、
(教室の場所も中野だったり須坂だったり小布施だったりと変遷しました)
昨年から入られた生徒さん達へ、
今年の作品展の出品制作のデザインも打ち合わせしました。
何かの拍子に血液型を聞くと、
今日来ていた生徒さん達全員がB型。
橋爪先生が来ていたら講師も含め全員です(笑)。
個性的な中野教室。
けれどお互いの作品を認め合ってとても居心地がよいクラスです。
ちなみにカラコレスの生徒さんには、B型多いです。
なぜでしょう~
2016年6月30日
残すところは、考えないとできないことばかり
春先から細かい仕事をあれこれやってきて、
残すところは作りこみが面倒なことばかり。
いま一つパワーが湧かない、
どうしたものかね
と社会人の長女とラインで話していたら
「やる byママ」
と情け容赦ない答えが返ってきた。
同じこと聞かれたときに、同じように答えているからね(笑)。
情け容赦ないっていい言葉よね。
こちらの気分に関係なくお仕事が進みますもの。
さて~半年終わったな~(*´꒳`*)
2016年6月29日
職業病(笑)

スタッフのお食事会のデザートです♪
生徒さんとのお食事会も、もちろんこのボリューム。楽しみですね♪
お腹いっぱいなのに、これ見るとつい(笑)。
このプリン、筒型のグラスに入っているのですが、
久保先生がこれを見るなり、
「う~ん、これは仏花の『雅び』の大の方のベースと同じサイズですね」
そうしたら他の先生たちみんな、
「ほんと、雅びの大ね!」って・・・みんな職業病だってば(笑)。
久保先生はカラコレスの1,000に近い花材の在庫のすべての管理を
一手に担当していて、常に私に「あれはいくつある?」と聞かれるので
プリンを見てもそんなです。
お仕事熱心♪
さあ、7月22日のお食事会の方は大分いっぱいになってきました。
7月7日でしたらまだ余裕ですよ。
みなさまのご参加お待ちしています。
2016年6月27日
一足お先にスタッフお食事会
安部先生がデザートの画像を撮ったので
来たら上げますね。
平日のヴィーナスコートさん、落ち着いていて
私たちの他に2グループくらい。
のんびりお食事を楽しむことが出来ました。
7月7日と22日に予定しています、生徒さん達のお食事会も
きっと楽しく盛り上がりそう。
締め切りはまだですので参加できそうな方はぜひ♪
11:30からです。
2016年6月26日
玉ねぎと山椒と
昨年体調を崩して大幅に耕作を減らした父。
田も畑もまとまったものは他人に貸してしまって、
家の裏で歩いていけるところにある田畑を自家用に残してあります。
そこの玉ねぎの収穫を夫と手伝いに行きました。
出来れば自分で全部やりたい父の邪魔にならないように。
そこは父にとっての聖域ですから(笑)。
いないよりはまし位な位置づけの娘夫婦です。
自家用と言っても父の自家用は親類縁者にあげる分を含むので、
まあこれだけあったら十分でしょ、という広さ。
夏前の梅雨の合間の風が気持ちいい。
玉ねぎを収穫し終わって、
私は畑の隅にある山椒の実の収穫。
この山椒は祖母の代からある大木で、
毎年実がびっしりなるけれど今年は不作なのだとか。
毎年びっしり・・・というタイミングでなかなか収穫に行かないので、
取るのは今年が初めて。
髙いところは手が届かないので、
下枝の届くところだけ。
結構細かくて、忍耐がいります。
取っている間にも、山椒の香りがプンプン薫ってきて、
夫は「うなぎも一緒になってたらいいねえ」と(笑)。
先週ほんの少し取って干しておいた山椒をミルで挽いて
お味噌と一緒にあえてキュウリにつけたら
ピリッというよりす~っとするさわやかさで美味しかったです。
2016年6月25日
旅行の話と獣害の話
土曜日の本部教室。
旅行の話が飛び交います。
おひとりは先日家族で石垣島を旅してきたと。
「海が好き」とおっしゃるその生徒さん、
好奇心旺盛で微笑ましい。
もうおひとりはこれからブラジルへ。
先にオリンピック関連でお仕事で行かれているお子さん家族の
サポートに一か月行かれるのだとか。
帰国されたら旬な話題が聞けそうで楽しみ。
かとおもうとイギリスから帰国されたばかりの生徒さん。
EU離脱の是非を問う歴史的な選挙直前で
さぞ緊迫した状況なのかと思えば、そんなことはなく
長いイギリスを縦に移動して楽しんでこられたとか。
写真を見せて頂いたら、なんと(笑)・・・。
ヴィクトリア&アルバート美術館絶対おすすめとお伝えしたところ、
所蔵作品の写真をたくさん撮ってこられたのですが、
一番たくさん写っていたのがアイアンの窓枠でした(@o@ !!
カラコレスの生徒、かくあるべき(笑)。
「わあいいですね~」が飛び交う教室。
そのまた同じメンバーで、今度は獣害の話。
川中島の駅前のクリーニング店さんに鹿が突入した話や、
永田先生の義父様が猟銃もされて、おうちの庭に熊がで~~んと伸びていた話、
車を運転していたら大きな角の鹿が道の真ん中にいてクラクションを鳴らしてどいてもらったなどなど。
さすがにうちの周りに鹿は居ないので新鮮。
旅行から熊・鹿までいつもバラエティに富んでるカラコレスです。
あっもちろんレッスンもしっかりいたしましたです。