




表題の通り。
一番の大雨と雷の時に夕食の買いもので
駐車場にいたのでずぶ濡れ。
帰ってきたら電話がつながらない。
またも雷にいたずらされた。
お酒なんか全然飲めないのだけど、
なぜか急にビールを飲みたくなって飲む。
おいしくないなあ・・・お酒飲める人うらやましいな。
夫に「そのアイスクリームは私がびしょ濡れになりながら
がんばって買ってきてあげたんだよ~」とたくさん恩に着せる。
こうやって毎日を過ごすこともできるわけだな。
統一感のあるようなないような、
逃げてるような逃げてないような、
考えているような考えていないような、
きっちりとした一日なんてないわけだ。
そういえば今日はスタッフたちが棚卸の合間に
あつまってテクニカルレッスンを繰り返していた。
そちらは極めてきっちりしてたな。
してないのは私か。
まあそういう日があってもいいや。
長女に保冷枕とネッククーラー(首を冷やすの)を
ほかのものと一緒に送る。
はじめての暑い東京で伸びちゃってないかと。
勝手に涼しくなる寝具(原理を忘れたが確かそう書いてあった)も
送ってあるし、これで秋までがんばって。
私も少し前に髪をかなり切ったので涼しい。
自前で暑さ対策。
この暑い中、そろそろ秋の作品展のことを考えないと・・・。
暑さの中にいると「涼しい季節」なんてもう来ないんじゃないかと
錯覚するけれど、来るんだなこれが。
しかもすぐ。
中一の長男が突然「人生ってむずかしいんだよね・・・」
えっ?
「かんたんに思えるのほどむずかしいんだよ。」
はぁ?
「バランスとるのがね」
ほう・・・。
「画数少ないからね・・・」
あれ?もしかして・・・
振り返ると彼の手には
先ほど仕上がったばかりの書道のお教室で書いた半紙が。
びっくりした、悟ったかとおもったぞ!
友人に少し前から「私の代わりに本を読んで」と
すご~く変なすご~く無理なお願いをしている。
「こんな方面のこんな感じの中から
あとはあなたが適当に選んで」って。
ライターの友人も最初途方に暮れていて
「今までで一番難しい仕事」ってこぼしながらも数か月経過。
選んだ本と抜粋した中身、彼女なりの視点を送ってくれる。
これが意外と面白い。
自分で読むのともちがって、単に書評を読むのとも違う。
本と私の間に人が入るからかなあ?
当たりの本ばかりではないと思うけれど、
時に抜粋した本文の内容を見ているだけで私の中のいろいろなスイッチが入ってしまって
読むのを中断しなければならない時も。
こういう本はもちろんそのあとしっかり読みたい本。
で、なぜこんなことを?
本を読むのが遅いから。
情報ではない部分の「何か」に早くたどり着きたいから。
このフィルターがよいのか悪いのか今はわからないけれど、
お互いの経験としては無駄にならないので、
とりあえずしばらくやってみます。
夕食の後ハリネズミのモリーが
洗面台で入浴する。
入浴といっても浅くはったぬるま湯の中に入って
体を洗ってもらって出てくる。
彼女はたぶんこの入浴はあまり好きではない。
自然界にいたらお風呂入らないから
当たり前だ。
どんな些細な刺激にも針をたててすぐ防御の体制をとるハリネズミが
この苦手な環境に入ると、もうそれどころではない。
針をぺたんとねかせていつもの何倍もスリムになって
早く洗面台から脱出しようと試みる。
「ちょっとまって」と体を洗ってあげて
タオルでくるむとぶるぶるンと水を弾き飛ばしてほっとした顔。
その様子を見ていると、「防御さえ余裕がないとできないんだわ」と
思ってしまう。
余裕って大事よね。
天性の「ハリネズミらしさ」でさえ余裕がないと出せないんだから、
後発の「にわか自分らしさ」が余裕のない時出ないなんて
あったりまえだわ・・・。
と、ハリネズミの入浴を見ていて思ったのでした。
おしまい。
七夕なのよね・・・。
出かけていた先のホテルの竹に
沢山願い事が書いてあったっけ。
「健康で」「家族なかよく」「幸せで」
昨年も同じ場所で同じ時期にこの願い事を見て、
人の願いってそうそう変わらないんだなあと思った。
私、何かなあ、書くとしたら・・・
「健康で、家族仲良く幸せで」
あと何だろう?
そうそう「これからもお仕事できますように」
もう一つおまけしてくれるなら
「お腹がちょっとへこみますように」かな?
シンプルなものだわ。
朝からずっとスタッフの技術指導。
かれこれ5時間。
ビデオもまわりっぱなし。
前回のスタッフミーティングで具体的に出た「不安」を解消するべく、
永田先生が主導で実地の訓練。
求めるものどうしが集まっている空間なので
無駄がない。
永田先生の一通りの講義とデモンストレーション、
要所説明が終わったところで各自が実践。
さらにそれを永田さんが講評して直して・・・。
一部始終を撮った動画を今度は渡して
それを見ながら再度自分の落ちに気づくまで練習。
まだまだ7月の集中講義は今日はじまったばかり。
お客様にいかに幅広いご提案ができるようになるか、
スタッフたちの暑い夏は続きます♪
先日レッスンで生徒さんのリボンの作り方が
不安定だったので指摘した。
大型の作品ばかり作っていると、
つい一つ一つのループが大きくなり、
弾力のない締まりのないリボンになりがち。
初心に戻って「まずはボウの部分を残して
つぎにセンターループ、これはバランス的に一番小さくなるように。
次、その両側へ・・・・・・。
あっただし、裏表のあるリボンはその都度こうやって
親指の下で常に半回転して・・・。」
やっているうちに、
これがみなさん共通の課題の一つだと。
周りにほかの生徒さんも集まってきて
さあ皆さん、もう一度・・・という雰囲気になった。
リボンは最後につけることが多く、
デザインがまとまりきったときに登場するので
あまり重要な感じがしないけれど、
それ自体がきれいに仕上がっていないとなかなか作品に緊張感を
持たせられない、不思議な存在。
ことにうちで扱っているワイヤーリボンは、
完成後にわざわざくしゅっと崩すところがおしゃれなのだけれど、
それだってきれいに仕上がったものを崩さないと意味がない。
そのうちの一人の生徒さんが
「先生、今さら聞けないシリーズ作ってください」と
おっしゃった。
なるほど、なんとなく聞くタイミングを逸してしまうこと
ありますものね。
あらためてそのたぐいのこと見直す機会になりました。
日がな一日、ぶらぶらと手紙を書いてみた。
「50歳のあなたへ」で始まる70歳の私からの手紙。
自分から自分へ手紙を書くというのは、
何とも不思議な感覚。
しかも書いている私は70歳で、
今からあと20年もの経験を積んでいるのだ。
48歳の時も書いたので、今回が2度目。
先週突然はじまった「捨てたい病」はまわりの状況が
混乱してきて、整理したくなると無意識に発症?する。
はじめは物を捨てることから始まってだんだん人との付き合いや
考えや状況の整理という順序で進んでいく。
「物を捨てる」のは傷つかなくてできる予行演習のようなもので、
これが始まると最終的に「今の自分」と向き合うはめになる。
今回は長丁場の予想をしていた。
この手の予測はいつも当たるのでたぶん本当。
それにしても、昨日うっかり書いてしまった「私から私への手紙」で
今回のひきこもりの課題に焦点が当たってしまった。
気の向くままに書いた手紙の中に、
それなりの答えもあって、
70歳の私は全部わかっているみたい。
答えというより「相談内容がはっきりしたとき、もう答えはでてる」・・・と
70歳のおばあちゃんである私が言うのでした。
なるほど…
挙句に、もらったアドバイスがあまりに仕事からかけ離れているので
「それは仕事の仕組みじゃないでしょ?」と手紙の中で聞くと、
「仕事は人生の一部よ(笑)」っておっしゃる…。
う~ん、70歳にはかなわない。
それにしても9月で50歳になる私にとって、
この秋は特別な秋。
相談相手に選んだのが、
ほかの誰でもない自分だったとはね(笑)。
昨日は夕方まで満席。
しかも大作や研究コースや
今スクール内では話題にもちあがっているガラスのホルダーの
ブーケレッスン・・・と大型のレッスンが軒並みだったので
ずっとお付き合い。
ガラスのホルダーは前回の方とはまた違って
黒のバラがアクセントに入ったシックで大人の雰囲気。
フェイスブックにも数点画像を上げておきましたので
見てくださいね。
大型のリースを作られた方は、
お勤め先のショールームに飾られるとか。
こちらも素敵すぎ。
「日頃のストレスをここで発散しているので、
カレンダー見ながら、ああ早くレッスン日来ないかな~って思ってる」と
ありがたいお言葉も。
始めたばかりの方は、ご自分の制作もそこそこに、
ほかの方の華麗な作品に目を奪われている様子。
「いつかこんなの作ってみたい」とみているだけでも楽しそう。
間にお茶の時間をはさみ、
今回ボストンで買付したアンティークレースやアクセサリーを
お見せしてまたお話が盛り上がる。
「作品展に使いたいから」と買われる方も何人か出てきて、
今年の作品展はレースとのコラボ作品が期待できます。
皆様レッスンお疲れ様でした♪


