




昨日は4月1日ですが、
ながの東急カルチャースクールの木曜日クラスは
第一木曜日なので、1日が春季生のスタート。
初回ということもあり、レッスンが終わったあと
生徒の皆さんや先生も交えて7階の
レストランに食事に行きました。
パスタセットをおいしく頂き,
お話が盛り上がりながらも、
昨年の1月までそこのお店をドライでディスプレイしていた事を
思い出しました。
ディスプレイしていた当時は
打ち合わせなどで食事をしていても
一向に気が休まらなかったなあと。
作品の落ち度がないか気になって。
バランスの悪いところや外れているところがないかとか、
次のデザインはあそこをこうしてとか・・・。
昨日そんなことを忘れて食事していて、
「ああ、ここが仕事場ではなくなったんだなあ」と
しみじみ感じました。
何といっても7年もさせていただいて
その中で培った経験は計り知れなくて、
感謝です。
一緒に居た中澤先生とも
「ほら、そこの壁、足場の幅が1センチしかなくて
登るの大変だったよね」なんて懐かしい話。
まだまだ7階エレベーター前はディスプレイしていますので
そちらはこれからもご覧いただけます♪
また近々安部先生と橋爪先生がリメイクするそうですので
お楽しみに。
啓蟄って3月6日ごろだったのね・・・。
あまりに寒いここ数日から、
今日は少し陽気が温まったので勝手に私の「啓蟄」とする。
色々動き回っていたら
突然左肩が痛くて上がらなくなった!
わ~これってもしや・・・。
五十肩の心配をしていたら、
今度は何年も起こらなかった腰痛がいきなりやってきて
「ぎっくり腰」もどきになる。
そういえば近所のカイロプラクティックの先生が言っていた。
「春が危ないんですよ」って。
寒さで緊張していた筋肉が急に緩んで
身体を痛めるとか。
虫は大丈夫なんだろうか・・・急に動いても。
「産みの苦しみ」という言葉があるから
何かを生み出すのは苦しいんだろうか?
素敵な環境でリラックスしているときが、
最高にクリエイティブ、という人もいるけれど、
どうも自分とは違うような・・・。
大体いつも原稿であったり企画であったりデザインであったり、
何かの締め切りに追われてきゅうきゅうしている。
素敵な環境にいったら寝てしまいそう。
四方が白い壁、なんて最高にクリエイティブになれそうな予感・・・
がするけど・・・おっとそれじゃあ独房だわ。
本当に春なのでしょうか?
今日の横殴りの雪・・・。
さて、いきなりですが
お仏壇の効用ってセラピーでもあるんじゃないかなって
最近思います。
向き合うというのが大事なのよね。
何処に向かって立っているかわからないときに
何かひとつ、向き合うものがあると
指針になるし心の平安が保たれる。
その1つにお仏壇があるなあって・・・。
いえ、我が家には無くて、私と夫の実家に
行ったときだけですが、向き合うのは。
同じ意味で私にとって重要なのは
「鏡」と「ゴミ箱」と「サンドバッグ」・・・
こんなものでしょうか・・。
しかしこれだけ用意されていても、
心の平安が保たれないときがある。
今日がそんな日。
あ~あと足りない家具はなんだ?
「はしご」と「懐中電灯」でも用意してみようかな。
『坂本家から5分』
樋口先生が引っ越した先。
土曜日のレッスン時には、はあはあ息を切らして
自転車で登場。
大変そうだったのでとっておきの近道を
教えてあげた。(ちょっと狭いけど)
それなのに素直じゃない(笑)樋口先生は、
5ヶ月も私が言うのを本気にしないで
どうも何倍も遠回りをしていたらしい。
先日すごく驚いたように
「ほんとに5分かからないくらいでした!!」って。
だから言ってるのに~!
きっかけはベビースイミングのプールの中で
話しかけられたこと。
長身できれいなママから、
「おうちに遊びに行ってもいい?」と。
長女より少し小さい男の子を連れて我が家にやってきて
たくさんお話した。
フラメンコを習っている事もそこで知った。
私もまだまだ子育て一年生で1歳になるかならぬかの
長女の世話でおろおろしていた頃。
そうだ子育ての友人だったのだ、17年前は。
お互いにこの先にやりたい事があふれていた。
フラメンコの発表会に誘われて見に行き
一度に魅了されてしまった。彼女の踊りに。
はじめてからそれほど日も経ってないはずなのに
彼女の周りにはしっかり世界が出来ていた。
ここでずっと見ていたい、と思わせる迫力。
それが高じて彼女を説得し、
今のレッスン室に床を張りにわかタブラオをつくり
10人ほどのお客様を呼んで踊ってもらった。
至福のとき。
その後彼女の家族はシンガポールへ転勤。
私も仕事が忙しく、お互いに
ゆっくり会うこともなくなっていつの間にか10年。
10年ぶりの再会だったんだ、今日。
私の仕事があって2時間しかあえなかったけれど
でも充分。
お互いの10年分は向き合っているだけで伝わってきた。
友達って会っている時間や距離の近さには関係ないなあ・・・
なんて子供が思うようなこと、純粋に思った。
どこかでがんばっているとわかっているだけでいい、みたいな。
レッスン室にはまだあのときの床を張ったままなの。
大統領夫人を魅了した踊り、ここでもう一度見せて!
春休み、長期休みしか会えない小5の長男のお友達が
あそびにきてくれる。
高2の長女を監督役に子供ばかりであそぶ。
名古屋の問屋さんが全国をまわって新商品をPR。
家の裏の車庫にお店を広げてあーだこーだ。
開口一番「さーむいですね~!」
30分ほどで切り上げ、
新しく形を変えるカラコレス通信にアドバイスをもらうべく
ライターさんと打ち合わせへ。
今度は東京から来た方と仕事の打ち合わせ、
開口一番「さーむいですね~」
でもこちらは明日お子さん達とスキーだとかで
ちょうど良いかも。
家に戻ると春休みで遊びに来た朝とは別の友人たちと
遊ぶ長男、&監督?の長女。
佐久の実家へ戻る母を車でバス停まで送っていく。
戻ってギョウザを子供達と作る。
そこへシンガポールの友人から久しぶりの電話。
たまたま長野に戻っているという事で
急遽明日お昼に会う。
彼女は我が家のレッスン室に床を張り
にわかタブラオで踊ってくれたフラメンコダンサー。
夫が帰ってきて3人合作のギョウザを
「おいしい」と食べる。
一日の羅列・・・。
中国茶 きちんと入れると味が違うのだそう。
今日のレッスンにいらしたお客様から教えていただいた。
最近はまっているのだそう。
私も以前友人が中国茶の茶器を販売していて
いくつか買ったことがある。
小さくてかわいいの。
そうしたら今度お稽古にいっているところを
見せてくださるという。
すっかりその気になりおじゃまする事に。
美的なものにアンテナの高い生徒さんがはまっているものには
きっと何か共通するものがあるのでしょうね。
一枚はつやつやの布の端にシルバーのラメが振ってあり、
もう一枚はネット状の布の端にスパンコールのようなラメ、
さらにもう一枚は布ごとラメ入りの染料を掛けさらに端には小さな茶色のツブツブ。
これ何を言っているかというと、全部
アーティフィシャルなリーフ。
しかも一種類のぶどうの房についてきた3枚のリーフが
同じ色彩でここまでていねいに質感を変えてきている。
今まではシンプルな素材を組み合わせ
いかに奥行きを出すかに労力を使ってきたけれど、
素材自体がここまで凝って来ると
足し算のデザインでは成り立たない。
大事なのは引き算のほう。
何をどう引くか・・・。
マネージャーの永田先生が無事2番目の女の子を出産♪
「大きな女の子~」という喜びのメールが届いた。
元気なお母さんだ!
永田先生がはじめてスクールにやってきたのは
まだ20代で、教える私も30代。
気が付けば?こちらは来年50才だから、
ずいぶん長いこと一緒に歩んで
同じ時間を共有してきたなあ・・・。
その時々で仕事をがんばれる時期にいるスタッフと、
子育てや介護や諸々の事情があって
エンジン全開になれないスタッフとが
組み木細工のように集まって出来ている女性たちの組織。
永田先生も優しく強い母になって
次に復帰するレッスンでは一層腕に磨きが掛かりそう。
早くも「ばあや」のように赤ちゃんを抱っこするの
楽しみにしている私・・・。


