




朝食のテーブルで、長女15才「今日のゆで卵、ママにしてはイイ感じに出来てるね」
私「いつも上手でしょ」
長女「そうかなぁ、ママのいつも黄身がカチカチでみどり色だよ」
私「それはね、きっとみどり色のニワトリから生まれた卵だったんだよ」
長女「もうその手にのる年じゃないから! 家庭科で習ったもん。沸騰して3分が半熟、
5分が普通、12分で固くなって黄身がみどりになるんだよ。」 やりにくくなったわ・・・
作品展準備の合間に子供たちのおやつを用意。
フレンチトーストを焼いてバナナをトッピング。
チェックがうるさい長女のは薄く切ったバナナをきれいに並べる。
アバウトな長男のところには厚いのも端っこもごちゃまぜ。
長男9才「なんか、そうちゃんのとこでバナナ全部かたずけてるって感じ・・・」
あらら 気がついた?
家族を動物にたとえたらという話になった。
子供たち「パパはキリン、ママはカンガルーだよね。」
夫と私「お姉ちゃん(長女15才)はアヒル、そうちゃん(長男9才)はヒツジかな?」
何か全体的にのどか。
長女「ママだけちょっとわがままだけど、でもホントは意外とイイやつなんだよねー」
・・・意外とってなによ!!
生まれてこの方ずっとお姉ちゃん子の長男9才
6才年上の姉がいつも一緒、小さい頃は遠足の持ち物もお姉ちゃんがチェック
ある日「ママ、いつもそうちゃんのこと育ててくれてアリガト!
アッとちがった、ママは生んでくれたんだよね、
育ててくれたのはおねえちゃんだった。」
こらこら・・・
今年は柿が不作のようだ。
我が家にある1本と実家にある7本のうち実が付いている木があまりない。
それだけある木のほとんどが渋柿だから実った年は大変、総出で干し柿作りに精を出すことになる。
テレビのお料理番組で冷蔵庫に卵を保管するときの置きかたを説明していた。
卵のまあるい方が上
卵の丸いほうには気室があって、呼吸を通してそこから雑菌が入りやすいので黄身から離しておくのだとか。 夫「ママ、知ってた?」
私「常識よ! 主婦暦20年ですもの、こう見えても料理のプロよ!!」
夫、笑いながら「卵保管のプロじゃないの?」 ムカ~ッ
キッチンをリフォームした時、とても機能的なガスレンジに変えてもらった。
ああでもない、こうでもない・・・とカタログを眺めて検討していたのは夫
「ママはいつもお魚焦がすから、この両面焼き停止機能付きグリルなら絶対大丈夫だよ!」
こうして真新しいガスレンジが登場・・・・・・でもやっぱりお魚は焦げてる。
ほんとに中まで焼けてるか心配で、つい焼きすぎてしまうのだ。
夫「問題はガスレンジにはないことがわかった・・・。」 ドキッ
我が家のテレビの上には6人の仮面ライダーがいる。
ゴム製のではなくて、陶器で出来ていて顔の部分がバネでぐらぐら動くもの。高さ10センチくらい。
最近スズムシが鳴かなくなった。
私「涼しくなって卵産んだからもうオスはメスに食べられちゃったのかなあ」
長男9才「えっどうして食べられちゃうの?」
私「だって卵つくる役目が終わったら、オスは先に死んじゃうんだよ」
長男「そんなのひどい!そうちゃんそんなのいやだから絶対結婚しない!!」
・・・だからスズムシのことだってば


