




数年前家を改築したついでに、小さな庭の犬走りをレンガ敷きにした。
業者さんにこんな感じでとイメージを伝える。
実際の工事になりほんのちょっといやな予感・・・。メジャーが活躍している。
案の定、出来上がりはレンガとレンガの間がきっちり計測され、コンクリートで固められた寸分たがわぬ均等な平面。
これはこれでもちろん完璧な仕上がり。非の打ち所がない。
だけどどこかちがうのよね・・・。
長男8才 虫が大好き。 何でもすぐにつかまえる。
学校から帰ってきた長男のランドセルに、1cmくらいのシャクトリムシ発見!
私「そうちゃん、虫がついてる!」
長男「あ~あ、ここにいたんだねー。さがしてたんだよ。
帰り道ずっと一緒だったのに、途中でいなくなっちゃったんだ。」
・・・・・・ねえそれ、どうするつもり?
長男8才、いつも男の友達ばかりなのに、今日はじめて女の子を連れてきた。緊張!
「こんにちは、あっ、そうたろうくん家インコ飼ってるんだ! かわいい。
わたしもインコ飼ってるの。オスが○○、メスが□□、その子供が◎◎と××と△△で・・・。」
私「いっぱいいるんだね。」 女の子「えさはヒエとかアワとか小松菜とか」
私「小松菜も食べるの?」 女の子「そう、クリックして前においてあげるの」
「・・・・・・」 すっすでにジェネレーションギャップ。
初夏にむかい地物の野菜を扱うお店の店先がにぎやかになってきたようす。
コゴミや山ウド、ふきにタラの芽などなど。
てんぷらや煮物にしたとき感じるちょこっと苦い初夏の味が好き。
中でも私が素通りできないものがある。「たけのこ」。
長女14才、「京都・広島」の修学旅行から帰ってくる。
お土産は生八橋と茶だんご。
「おだんご買ったときね、おばさんが『100個限定、30分でなくなるよ』って言ったから、
クラス40人、皆で『早く買わなくちゃ、急げ!』って殺到したの。
1時間たってお店にいったら『100個限定、30分でなくなるよ』ってまた言ってた!」
「限定」に弱いひと、ここにもひとり・・・。
長男8才「ママって45才でしょ? ママはなんでそんなに年取ってるの?」 「は?」
長男「○○くんのお母さんも、△△ちゃんのお母さんも、みんな30なん才だよ。
□□くんのママなんて、31才ですごくきれいなんだよ。」
私「そうちゃんは、どうして若いママがいいの?」
長男「だってやさしそうだし、何でもおねがい聞いてくれそうじゃない。」
・・・・・・フフフッ 甘いぜ!
ある日、日の当たる窓辺で面白い光景に出会った。上下さかさまに置いたヒマラヤスギの松かさの、裏側が開いてタネを落とそうとしていたのだ。
夕食に手作りハンバーグをつくる
長女14才「ママのハンバーグだいすき!」
私「愛情こめこめハンバーグだもん」
長女「え? こげこげハンバーグじゃない?
フォーク刺さらなかったときあるもんね。」
グサッ・・・・・。
日曜日の夕方、スキーから帰ったあと
夫「そうちゃん、パパと一緒にお昼寝しようよ~」
長男8才「いやだよ、そうちゃんお昼寝するほど子供じゃないもん」
夫「なにいってんだよ、充分子供だろ!
今日だってリフトしっかり子供料金だろ、誰もキミのこと大人だって思ってないよ」
長男 ムカ~ッ!!


