




とってもにおいに敏感な友人がいる。着ている服の繊維がどの国で織られたものか嗅ぎ分けることが出来る。(・・・時もあるらしい)
「これは中国じゃない、インドネシアだ!」とか・・・。洗濯した後でもわかると言うのだから驚愕の臭覚。
あるとき夫が、仕事場であるビルの壁についていたと、カブトムシを捕まえて持ってきた。
少々小さめではあるが、角もしっかりしているオスのカブトムシ。
大喜びの長男に「明日虫かごを買いに行こうね」と約束し、目が大きめのかごにとりあえず虫用のゼリーと一緒に入れておいた。
翌朝見ると・・・みごと脱走。小学生の長男と家中探し回ったが見つからない。
そこへ例のにおいキャッチの友人がやってきた。
子供あいてに口げんかをする。
「コラッ 何言ってるの!」 長男7歳「・・にほんご」
「・・・なるほど・・」 妙に納得してしまいパワーダウン。
しばらくして隣りの部屋から子供たちのひそひそ声が聞こえる。
姉13歳「さっきみたいに簡単に納得しないときもあるから気をつけてね。
そういう時はねぇ・・・」 ブチッ! ちょっとぉ 君たちぃ?
お姉ちゃんが外で針を踏んじゃったっ」小学生の長男が顔色かえて知らせに来た。
なんてこと? 玄関前に崩れこんだ長女は、痛いのと気味悪いので泣き笑い・・。
見れば縫い針が靴底をまっすぐ貫通して、針先が靴から3センチほど顔を出してる。
とっさにディスプレイに使っているはさみで針を引き抜く。いつものワイヤーの感触。
長さ5センチもある針を見ながら、なみだ目で「ママにも母性あったんだねー」
あ~あ、これで当分、かべからワイヤー引き抜けないかも・・・・・脱力
「脚立にあがれないほど太らない事」・・・と言う暗黙のルールがカラコレスのスタッフにはある。
ディスプレイに必需品の脚立、実際に落っこちるのは運動神経の問題だが・・・。
スタッフB子さん。51歳、ちょっとぽっちゃり。
近ごろ思い立ってスポーツジムに通い始める。
もともとバレーボールをやったりスポーツ万能、身軽な彼女。ボクシングほかのジムのメニューが性にあい、レッスンの無い日は半日ジムで筋トレしてるらしい。
その彼女が「ホットヨガがやせる!」・・・とどこからか聞いてきた。
家族で一番手が掛かるのは誰? という話になったらしい。
長女13才「しっかりしてる順で言えば、パパ、私、草ちゃん(弟)、ママだよね」
長男7才「そうそう。草ちゃんもそう思う。」・・・きみに言われたくないっ!
姉弟「パパもそう思うでしょ?」 夫44才、ニヤニヤしながら「う~ん、そ~だね」
まずい3対1。しかも口を揃えて「ママはいつも他人の話を全然聞いてないっ」
たまたま居合わせた母が「そうそう このひと昔からそうだもの」・・・ 討ち死
夫の実家が函館にあるため、毎年5月の連休には家族で帰函する。
北海道に帰るといったら、友人にマリモを買ってきて、と頼まれた。
どうするの?と聞いたら、「だって癒されるじゃない!」
天然か養殖か分からないが、生きているマリモを売っているので驚く。
直径3センチの大ぶりのひとつと1センチくらいのが2つ。
3個がガラス瓶に詰められて2100円。
渡した友人はとても喜んで、
聞くと「マリモ用の水槽を買って、子供と一緒にずっと眺めてる」。 幸せそう。
新館がオープンした国立科学博物館にいく。 見ごたえ充分。
植物や動物の進化を、標本を使って、しかもアーティスティックに展示。
マツボックリのコーナー発見。
壁一面が世界各国の大小さまざまなマツボックリ。
あれ?でも、ミューリアイもデコラムもマリティマコーンもカシュリナも・・・・無~いっ!!
うふっ この勝負、カラコレスの勝ちね・・・・・・・・・・・・だれも勝負してない?


