




本棚を整理していたら7年前のスケジュールが出てきた。
すごぉーい、過密スケジュール!
3ヶ月のあいだに作品展やディスプレイや、20ものイベントをこなしている。
夢中だったなあ・・・7年経ってようやく気がつく。
今は? どうでしょう? わからないのよね、それが・・・。
7年前とおなじ、とっても地味で根気のいる仕事の連続・・・なのは確か。
わたしがあつかう1.000種類に近い素材の中には、普段見かけない木の実や花も沢山。
まだまだ素材の名前さえ整理されていない分野もある。
珍しい花材のオンパレードでもある作品展で、興味深そうに質問してくる人がいる。
理科の先生たちだ。植物名を聞かれることも多い。
ある時「おかしな名前」と思いながらも応えると、先方は真剣にメモ・・やな予感。
仕入先に聞くと「あ~あれね、うちの社長が名前考えたんだよ」・・・・・・やっぱり。
今年は戌年ということで、たくさんの方から愛犬の写真が入った年賀状を頂きました。
思わず抱きしめたくなるような、愛くるしいワンちゃんばかり。
我が家にも・・・おります。一匹ワンちゃんが。正確には「たまにいる」という状況ですが。
普段は佐久市にある実家に暮らしていて、両親が旅行に出るときなど、高速に乗って長野の我が家に居候にきます。
彼の名前は「幸風号」。通称さっちゃん。川上犬のオスで14歳、かなりのおじいちゃんです。老犬ですが、見かけはしゃきっとしているし、声にも張りがあり、まだまだ若い犬には負けません。
小学校1年生の息子が寝る前に、ベッドで本を読んであげる。
物語より、虫や恐竜がすきな息子が選ぶ本は図鑑だったりすることも多い。
最近彼がはまっているのは、虫の定番「ファーブル昆虫記」。
ユニークな虫の生態に、「ふ~ん」とか「へえ」とか思いながら。
いつの間にか、息子はわたしのとなりでスヤスヤ。
それも知らずに元気よく音読しているわたし・・・・毎晩の風景。
ハンプトンコートのフラワーショウを訪れた折、イギリスの個人宅の庭に伺いました。10年ほど前の7月、薔薇がきれいに咲き誇る季節です。
個人といえども広大な庭が、植物の色調、質感により完璧にデザインされています。
たくさんの植物が無数に植えてあるように見えますが、家主の奥様によると、庭を造った当時は、一種類の植物につき1,2株しか植えず、かなりすき間を取ってあるそう。
カラコレス通信 坂本裕美メッセージ
コペンハーゲン通信 Vol. 8
アンデルセンの故郷をたずねた小さな旅
コペンハーゲン中央駅から特急で1時間半。フュン島の中央に位置するオーデンセがアンデルセン生誕の町です。
何年か前、ユトランド半島の問屋さんを尋ねたときに立ち寄りました。
コペンハーゲンに来て始めての多少汗ばむ天気。25℃くらいでしょうか。あまり天気が良いので、チボリ公園に出かけることになりました。
ノアハウンから電車に乗ってコペンハーゲン中央駅まで行くと、チボリ公園はすぐその前です。1843年に市民の憩いの場として作られたとても古い公園で、現代に現れる隙のないテーマパークとは一味違うノスタルジックな雰囲気があります。春から夏の5ヶ月間とクリスマス前の1ヶ月間、たったそれだけの開園期間に毎年300万から400万もの人たちが訪れるのだそう。
我が家の玄関には、東向きに小さな明り取りの窓がはめてあります。
外壁の根元に何年か前に植えたアイビーが壁伝いに成長し、二階の窓の下の辺りにまで来ています。
家の中から窓越しに外を見ると、ちょうどアイビーの薄いグリーンの影がフレームのように見えます。
昨年の6月頃、一匹のとてもちいさなトカゲの子が、ガラスの外側についていました。
4〓5センチで、まだ手足の吸盤もビーズみたいな丸い先の部分しかわからないような・・・。
そのちいさなトカゲの子が毎日毎日夕方になる頃やってくるのです。
明り取りの窓からもれる家の照明に虫たちが集まってくると、アイビーの影に身を隠しながら捕獲しているようです。
なかなか賢い! この方法なら小さなトカゲの子でもなんとかエサを効率よく食べられます。
コペンハーゲン通信 5 久々の復活です!
コペンハーゲンでのアパートのこと。 リビングの古いキャビネットにクロスをしまおうとして、引き出しを出したところ、閉まりません。
のぞいてみると、なんと引き出しの底が抜けて板がずれているではありませんか。 昨日や今日抜けたのではなく、ずっと板を抑えながら使っていたのがわかりました。 はずれた底板が引っかかってしまらなくなっているのでした。


