




夫が帰宅する時には、
玄関ドアを開ける前に何となく気配でわかる。
今日も、あ帰ってきた、と思ったのに、
なぜか家に入ってこない。
???
すると、ピンポン~♪が鳴る。
あれ?夫の気配だったけど違ったのかな、と出ていくと、
玄関ドアの外にたたずむ夫(笑)。
「ドアにちかちゃんがいる(((( ;゚Д゚)))」
ちなみにちかちゃんとは、とかげの子でカラコレス共通語(笑)。
我が家の玄関はアイビーとモッコウバラの茂みなので、
彼らが生息している。
普段は窓ガラスにくっついているのが、
今日は気が向いて玄関ドアに張り付いたらしい。
「いつものところに行きなさい」と刺激を与えると、
ささっと移動。
ようやく夫は家に入れた(笑)。
彼は虫とかこういうのが苦手で、
家に入ってきた虫を捕獲して外に出すのはもっぱら私の役目。
笑っちゃうくらい小さなとかげの子に右往左往している夫は、
虫にも敏感、しょっちゅう蚊取り線香をむせるほど焚いては
いろんなものを蚊取り線香臭くして、
その上ファブリーズをかけている(;^_^A
右往左往しているところに、
いろいろな需要が生まれる我が家です。
新しく建てたご自身の会社の階段の踊り場の壁に
アレンジを飾りたい、それを作品展に出品したいので
お願いしますというご依頼。
生徒さんから送られてきた展示スペースの画像を見て、
壁の横のサイズが3m、縦は聞かなかったけど概算で算出。
そこから人のサイズ感を割り当て、
アレンジの大きさをイメージする。
出てきたアレンジのサイズは近くで見ると大きくてびっくりするけれど、
おそらく高さが4m以上ある空間ならこのくらいの大きさがないと見栄えがしない。
こういうとき怖気づいてこじんまりしたサイズにまとめてしまうと、
人の心をつかめない。
今回はフレームアレンジで、
フレームも空間の規模から黄金律で換算し特注します。
花も、布の花を染め具合も含めてメーカーさんに細かい指示を出し。
会社の歴史に彩を添える作品になりそうですね。
夫と実家に戻り、老両親と中年夫婦だけの
大人のお盆休み。
東京から子供たちが帰ってこないので、
食事の用意ががぜんシンプル。
空いた時間で7月末決算の書類を馬車馬のように、
そうです、会計の鬼と化してガシガシやっていました。
お盆棚の向こうには、子供の頃には知らないご先祖ばかりだったのが、
祖父が逝き祖母が逝き、ほかにも顔のわかる人たちが何人も。
ずいぶん身近になりました。
年齢を重ねたということですね。
というのを今日あげてずるする私(笑)。
お盆休みの方は良い休日を。
お仕事のある方も、夏バテせぬように
お過ごしください。
お盆が過ぎたら、静かにクリエイティブな季節が到来です♪
生徒さんが到着するまでレッスン室の窓を閉めきって
エアコンを冷房最大にしてかけている。
生徒さんが来ると窓を四方開けて
扇風機と換気扇を回してレッスンが始まります。
設定温度17度なのだけれど、
窓を開け放していると、ここのところの40度近い外気に負けてる。
お盆明け、閉めては開けて換気の繰り返しの方向になりそう。
コロナも心配だけれど、
皆さんの体調、熱中症も心配。
今何ができるかずっと考えています。
頑張れエアコン!!
娘夫婦も息子も東京に待機。
せめてなにか美味しいものを送ってあげようと、
せっせと送り届けている母。
「みんなであつまって」っていう言葉、
軽く慣用句のように使っていたけれど、
今思えば穏やかで幸せな慣用句。
何事もない、こと以上に、あまり望むことってないな。。。
半沢直樹、間に合った第4話。
つまり今日1話~3話見て、4話も見た。
ずっと頭の中で曲なってる(笑)。
昨年末からタイの大学で教える為に行っていた友人が、
新型コロナウイルスの影響で一時帰国ができなくなって
ずいぶん会っていない。
けれどLINEで話をしたり、仕事も頼んだりしているので
それほど遠くにいる気がしないのだが。
今日も会話しているときに
「どこにも出かけられないから、
畳半畳でできる楽しみを探しているの」と言ったら
「私も。1畳半のベランダにミニキッチンを作って居心地よくしている」と。
写真を見たら、確かにベランダに卓上ガスコンロや
お鍋や調理器具が並んでいてかわいらしいキッチンになっている。
がそれよりなにより目を引いたのは、
作業台になっている真っ赤なテーブル。
聞いたらタイの屋台用のテーブルで、
ホームセンターでどこにでも売っているそう。
そうかもしれないけど、でもこの色♪
「赤はたくさんの中から選んだの?
それとも、赤いテーブルってタイでは一般的なの?」と聞いた。
それくらいかわいらしかったから。
「当たり前にあるよ」とのこと。
赤いテーブルが当たり前にあるんだ。
この色彩、太陽の日差しの強さからくるのかもねと。
確かに日本のインテリアは穏やかな色が多くて、
教室を始めたときに濃紺のカーテンを探すのに、
ずいぶん大変だったのを覚えてる。
ここにいるのが当たり前の感覚だと忘れそうになるけれど、
日差し一つ、というか、環境が決定づけてる要因って特大よねと。
自分では一歩も動いていないけれど、
遠くに旅をしている友人の日常で、またひとつ考えた。
面白い。
カメラマンさんのスタジオへ出向き、
もう同じ商品を3回撮影しなおしている。
別に気にならないよ、と思われるかもしれない違いだけれど、
並べると大いに違う。
撮り直しておいてよかったなと思う。
もう、そういうことの繰り返し。
「まあ、いいか」と思えることと、思えないことがある。
その思えないほうに「まあいっか」とやってしまうと、
あとで後悔するし、結局やり直しをすることになるし、
二度手間になるというのがわかっているので、
面倒で嫌だけれどもやり直す。
そうなる前に、先にいろいろ気が付けばよいけれど、
そうじゃないことの方が多い。
こいつここで「まあいっか」っていうかな?と
試されてる感じだわ。。。
毎年なぜか先陣を切るのが研究生の宮下清子さん。
今年も恒例の宮下さんの制作レッスンで
作品展シーズンが始まりました。
レッスン室に山と用意された花材の中から
彼女らしいシックな素材を選んで、
素敵なリースが出来上がりました。
スタンド仕様に仕立てて、足元にもアレンジをして。
2か月先の作品展が楽しみになってきました。
11月に生徒作品展を開催していたころは、
キンモクセイが開花して、町のあちこちで香るころ
さあ、カラコレスの季節がやってきたわね、
頑張ろう♪と思っていましたが、
作品展が10月に早まって、メインの制作が9月に。
そして、今年の新型コロナウイルス対策で、
週末では6~7名入っていたレッスン室に2名限定ですから、
制作期間は2倍以上必要に。
前倒しで8月からの制作シーズンスタートです。
いつの間にか蝉の声が、
制作シーズン到来の合図になりました。
美術部の部室のような、
活気あるワイワイガヤガヤのいつもの雰囲気とは違って、
これもまたのんびりエレガントでより丁寧なレッスンが可能です。
そして、作品に、自分自身に、
真っ向から向き合う時間になるのはいつもと同じです。


