





日々感じることや暮らしのこと、北欧・デンマークでの素材探しの旅やアーティストショップ巡り、さらにデザインのひらめきなど、カラコレスの舞台裏をご紹介します。

本日作品展出品作品が4作品出来上がり、のこり15~16作品。
明日も4作品完成予定。
どれも大作なのでレッスン室にいると圧倒される。
最近になって人気のアートの小枝やリーフの新素材がまたまた
充実してきて、皆さんのインスピレーションの種になっている。
今日もお気に入りの花材を選びながら
「何か浮かびそうな気がする」と・・・。
そんな創造性たっぷりの瞬間にお付き合いできるのは
私にとっても至福の時。
大学生の長女に「しっかり食べてる?」と聞くと
「ここの所忙しくて」というので、
「作る時間がなかったら近所にあるレストランに行ってしっかり食べてきなさい」と。
長女「いやだ、だって恥ずかしいもん、一人でお店の真ん中の席に
案内されちゃったら・・・」
私「別にいいじゃない、真ん中だってどこだって、
一人で食べるのにどこでもいいでしょ」
長女「うそだよ、ママははじっこが好きでしょ、そういう人だと思ってるよ。」
なるほど、そういう部分は見抜いているわけなのね。
はじっこに生息するのが好きなのと、一人で食事するのが平気なのは
私にとっては同じ意味なんだけどね。
何でもいいからしっかり食べてね。
ここの所妙に癒し系ペットを所望する中二の長男が、
「ミニブタってかわいいみたいよ、飼おうよ」などとのたまった。
確かにピンクでつるつるしていて意外にきれいずきっぽいキュートな子ブタが
お散歩している姿はかわいいかも。
が、しかし調べてみたらミニブタなんていないのだった。
いずれ大きくなって50キロから餌のやり方を間違えると80キロ。
つまり、ブタなのだった。
学校から帰ってきた長男に、
「飼い方を間違えると80キロとかになるらしいよ。
テレビ見てて『おいで』って、膝に乗られたら骨折るよ。どうする?飼う?」
長男「・・・やめる」
そして今興味はミニウサギへ・・・
「こう膝に乗せてだっこできるペットが欲しい。
ハリネズミってかわいいけど痛いからダメ。」と中2の長男。
ハリネズミのモリーが春先に死んでしまってから、
確かになんだか手持無沙汰の我が家。
しかしねえ、散歩とかエサとかお掃除とか、
結局子供はしないものなあ、かわいがるだけで・・・
と世のお母さんと同じように考える私。
「テレビ見てるとき抱っこできるのがいい」と長男。
「うちは畳だからイヌとか猫とかはダメ」と私。
まだまだ思案中。
中学の同級会を浅間温泉で開催。
松本に住む恩師の年齢を考えてなるべく近くでという主旨。
毎年開催でよく続いているけれど、
私たち生徒の側にも、先生が元気でいらっしゃるうちはというような
暗黙の思いがある。
変わったようでいてちっとも変わらない悪がきたち(笑)と話していて、
「働き盛りが遊び盛り」とふと思った。
なかなかその二つを融合することができなくて、
少し若いころに出した答えは、
「仕事がとことん好きだから、仕事するのは遊んでいるのと同じ」と。
今、違うなと思う。
やっぱり仕事は仕事、遊びは遊び。両方別々でどっちも大事。
それ言っても許される年齢なってきたからかな。
いろいろ考えた一週間だった。
それは「作品タイトルとコメント」
これはそのまま会場で作品と一緒に展示され、
また会期後に編集される作品集にも掲載される。
作品はすんなりできたのに「コメント、すみません家で考えてファックスします。」
という方がほとんど。
先日、介護のために今回の作品展出品のあと
しばらくお休みする生徒さんからコメントのファックスが届いた。
余白に、
「毎日ブログを見てお教室の様子を思い浮かべ
楽しませてもらっています。
一日も早く私も戻りたいで~す、
ぜったい待ってて下さいね」と。
待ってますとも、
第一火曜日のレッスン日、あなたのために毎月あけて
待ってますよ~、
無理せずいつでもお出かけくださいね。
皆様にずっとずっとず~~~~~~~っと寄り添うカラコレスと
私たちスタッフです!
つまりJR東日本。
何の話?って、もちろん作品展の制作レッスンのお話。
昨日夜間コースで制作にいらしたのは
「鉄子ちゃん」なんて呼ぶのさえおこがましいJRにお勤めの生徒さん。
以前にも機関車のモデルをお花で作って
おしゃれに仕上げていて周囲をあっと言わせたのだが
今年の作品はそれ以上。
持参で来たのが「はやぶさ」と「あさま」と「湘南カラーの電車」と「機関車」の
4つのNゲージ。
Nゲージ、なつかしいなあ・・・男の子のママなら一瞬詳しくなる500系だの700系だの。
一時我が家にもありました大量のNゲージ。
で彼女が挑戦したのが、それぞれの電車が走る風景を
季節で表したフレーム。
春は軽やかなアートの小花のブーケがそよぐ中を「はやぶさ」の緑がきれい。
夏はミツマタ仕立てた白樺並木を「あさま」がさわやかに走り抜け
秋は、木の実とアートのグリーン系のお花の中を「湘南カラー」の電車でノスタルジーを振りまき
冬はカルメンよろしく赤と黒のコンビネーションの大輪のバラに、漆黒のアジサイ、
大人のモス・シルバーモスのラインの上を「黒い機関車」が行きます。
こ~んな作品見たことない。
とにかく異色で素敵で面白くてわくわくします。
JRの広報さん、取材に来てね、
広報誌の表紙を飾るのにピッタリですよ~。
もちろん皆様もご覧になりにいらして下さいね。
作品展制作も後半に入って、
一年に一回大型作品を作りたいというような方々の制作の段階になってきました。
今日もそんな方々のレッスン。
もう5~6年前からいらしていて、最近お休みされていた生徒さんの
色使いが変わったことに気が付きました。
以前は「〇〇さんといえば黒やグレーよね」と言われるような
シックでおしゃれな作品を作られていたのが、
今日は同じシックでもワインカラーを効かせて
ちょっぴり優しい色彩に。
なんとなくお話を伺っている中で、
昨年まで体調がすぐれず、昨年の作品展では出品できなかったのが
ようやく治っていらっしゃることができたとか。
そんな変遷も、全部色に出るわけですよね。
とかく「自分らしさ」は絶対のもののように言われるけれど、
その自分だって生きて呼吸して具合も悪くなれば、ご機嫌斜めの時だってある・・・
それによりそう「自分らしさ」も変化して当然ですよね。
お元気になられて、こうして作品つくりを心から楽しまれている様子が嬉しかったです♪
今年の生徒作品展、ポスターは紫♪
トップページの一番上にバナーを
アップしていただきました。
明日は、久し振りにお会いする方々が
こぞって大作を作ります。
一年に一回思い切り大作を作るのは楽しくてよいかも。
もちろん一年に一回では物足りない方々が
続出中ですけど。
みんなの作品展、11/16からです。
今から16年ほど前、まだカラコレスをはじめて間もないころに、
東京のデザイナーさんにお願いしてロゴを作ってもらいました。
お友達のパタンナーさんのご主人なのですが、
デザイナーとして独立されてすぐのこと。
シックで無駄がなくおしゃれなロゴはそれからずっと私のお気に入りで、
封筒に、パンフレットに、広告に、チラシに、看板に・・・
カラコレスにとってなくてはならない存在となりました。
今年お供えの花を新規に始めた際、
スクールとは別のロゴにしたくて、もういちどその方にお願いしてみたところ
あれから仕事のやり取りは一度もなかったのに、
快く受けてくださいました。
そのロゴが出来上がってきました。
デザインは現在のスクールのロゴを踏襲し、
「メモリアル・アートフラワー」の表記に加えてオシャレな飾り文字もついています。
いつの間にか武蔵美の先生にもなられていたその方が
活字の説明をしてくださいました。
カラコレスのロゴに使用している活字のもとは産業革命が始まるころ、
18世紀後半のイギリスで生まれたのだそうです。
当時書体という意識はなく、それぞれの印刷所単位で活字を作っていて、
カラコレスの活字はバスカヴィルという人物が生み出した書体をもとに
少し丸みを加えて加工した「ミセスイーヴス」という1990年代に発表された書体だとか。
なんとロマンのある事でしょう・・・。
実物のお披露目はもう少々お待ちくださいね。
囲みのあるのとないので、全く表情が変わる素敵なロゴです。