





日々感じることや暮らしのこと、北欧・デンマークでの素材探しの旅やアーティストショップ巡り、さらにデザインのひらめきなど、カラコレスの舞台裏をご紹介します。

すみません、今月の画像の撮影がまだでして(汗)
ここの所北欧スタイルのレッスンが続いています。
10月はクリスマスツリー、そして11月はクリスマスガーランド。
どちらもデンマークに旅すると見かける伝統的なスタイルです。
日本にいてみることは少ないのですが、
きっとカラコレスの生徒さんがコペンハーゲンに行くと
「私このスタイル知ってる!」とノスタルジーを感じるのでは?
こんなスタイルです。
コーン型に巻いているのはドイツのワイヤーリボンです。
バラの色とともに、この部分の色彩で作品がまったく別の個性を発揮します。
11月のレッスンも近日中に~!
教室はいよいよクリスマスです。
面白いことがありました。
作品展会期中にリメイクのご相談を受けた中に、
「2年前の作品展のフレーム作品の、フレームの台紙に張った英字新聞用のペーパーが
古びてしまって素敵でなくなってしまったので直したい」というもの。
もちろん、お直ししましょう、お持ちくださいと。
ところが本日お持ちいただいた二つの作品を見ると、
プリザーブドと布の花で作ったそれぞれのフレームは
何処も何ともないどころか2年たったとは思えないくらい状態も良く、
それよりなにより作品の完成度が高くて、アンティークっぽい素敵な雰囲気満載なのです。
「これ、直さなくても良くないですか?
すごく素敵ですよ。まだ何年かこのまま飾っていただいて全然問題ないと思います」と。
生徒さんは「そうなんですよね、リビングの白い壁の前に置いた時には
くすんだ背景の英字新聞が気になって仕方がなかったんですが、
今日教室へ運ぼうとおろして、木目のテーブルの上に置いて拭いていると
あら、なんだかすごく素敵だわって思ったんです(笑)」
なるほど(笑)、犯人は背景の壁の色ですね。
結局白い壁の前には今年作ったピンクの作品を置くことにして、
こちらのアンティーク調の作品は茶色の壁の前にスペースを探していただくことになりました。
きっと素敵だと思います。
作品を飾りたい壁やテーブルの色が
作品の色と合わないことはよくあります。
そんな時ご提案するのは、たとえばテーブルなら、作品の中に使われている一色を選び
その色のクロスや和紙を敷いていただくこと。
見違えるように引き立ちます。
背景が壁の場合は少々面倒ですが、壁の色を変えてしまうという意味で
大きめのフレームを用意します。
ここに作品の中にある色、あるいは会う色の和紙を貼り、そこに作品を飾ります。
小さなものならフレーム内に収まりますが、
納まらない場合は、後ろにお好みの色の布を掛けてしまうのも手ですね。
壁にピンで留めるのは芸がないですから、細く長い竹を横にして
そこに布を掛けて色壁を作る・・・というようなのもおすすめです。
外でディスプレイしていると、
空間、色彩、照明、どの位置から見られるのかなど、
制約がある中での仕事が多くその中でも美しく見せるには・・・
と常にいろいろ考えることになります。
おうちも同様で、実験してみられると良いと思います。
やってみてくださいね。
ふたりの職人さんが作っているそうです。
同じ種類でも若干仕上がりに個性が出るのはご愛嬌です。
ストックのボリュームは作品展の前より多いかも。
これ作品展の時に欲しかった!とスタッフ達と話していますが、
その時は開発途中で間に合わなかったのです。
新商品発売スタートと同時に、スクールへやってきました。
一見の価値ありです。
出先教室にもお持ちしますので
年内いっぱいリメイクなどでお使いくださいね。
またメーカーさんもお客さんとしてのスクールからの反応を
欲しがっていると思われます。
私からお願いしたのは、すべてを金襴緞子にしないで、
濃紺や黒、といったダーク系の無地の織り地でも花を作ってほしいと。
これがあることで金銀の西陣が一層引き立ちます。
きらびやかなものばかりでは、秀吉の金の茶室みたいになってしまいますものね。
おそらく日本髪のかんざしの段階では、引き立て役のお花は
必要なかったのだと思います。
かんざしの引き立て役は日本髪の黒髪そのものですからね。
用途が変わると必要なバリエーションも変わりますね。
川中島で、来年個展を開催する予定の生徒さんが
リメイクするアレンジを持ってきてくださいました。
「一番最初のころの作品展の作品です」
何これ、素敵。
赤と黒がほんのり混ざったガラスのように見える質感のバラたち。
まわりの先生たちも「懐かしい!」と
歓声を上げます。そして「やっぱりいいですね」と。
ここの所リメイクする前の作品を見ることが多いですが、
う~~ん、実に使っている素材が素敵ですね(笑)。
えーえー手前味噌ですみません(笑)。
だってほんとだもの。
当時東奔西走して探した花材が
10年近くたっても毅然としているのを見るとじーんとなります。
もちろんそういった元気な素材は残して直します。
生まれかわった作品は、生徒さんの腕が上がっている分
さらに素敵に!
そうそう、リメイクの際、ベースから外して持参しないといけないから億劫
という方がいらっしゃいましたが、
とにかくそのまま、ほこりもついていたらこちらで払いますから
そのままお持ちください。
使える素材を見極めたいと思いますので。
使用前使用後をぜひ楽しんでください。
こちらは飯山の称念寺。
お堂は大正時代に消失して、校倉造を模したモダンなお寺に作り直されていましたが
お庭が素晴らしい。
本日飯山市の郊外で地区の婦人会のプリザーブ体験レッスンがありました。
せっかく1時間半かけていくので、というかちょっと初めての場所で迷いそうだったので
午後2時から開始を良いことに夫を誘いドライブ&新そば堪能の旅へ。
飯山の老舗のお蕎麦屋さんでは、
「本日から新そばです」というラッキーな状況に。
こしのあるおそばをおいしくいただきました。
道の駅で北竜湖はどうですか?と尋ねると、
「それよりも今なら称念寺界隈の紅葉が見頃です」とていねいに教えて頂いた。
地図にもそれほど大きく載っていない地元情報で
教えて下さる方のセンスとていねいさに感謝。
雨模様、薄明りで見る紅葉は一週間ほど早いかもしれないけれど
それでも見ごたえ十分。
静かで熟年カメラマンが2人だけの、景色独り占め状態でした。
こんな予定外の回り道がしたいがための小旅行。
そうそうレッスン!
今月末の地域の文化祭に発表されるのだとか。
プリザーブドフラワーアレンジはほとんどの方が初めてで、
バラとリボンを選ぶところから女子高生のように盛り上がりました!
同じ花を選んでも作品に個性が出ることを皆さん驚いていました。
ご参加ありがとうございました。
さあ、そのレッスンの2時間ほどの間は夫はどこかで本でも読んでこようか。。。
という予定が、私を会場に送り届けた直後にタイヤがパンク!
レスキューをよんでタイヤを交換して、レッスン終了には間にあって迎えに。
ラインで「タイヤがバーストした!今レスキューまち!」「迎え間に合わないかも!」
「間に合いそう!」「間に合った!」「今駐車場待機」などなど1人奮闘の実況中継がされてましたが
そんなの見てる暇なし(笑)。
頻繁に高速にも乗る夫のこと、バーストが高速でなくてよかったと、
「本当にラッキーだったよね」というと
そうか、これラッキーだったのかと。
それ以外ないでしょう、こんな対応可能な状況で。
とにかくいろいろ詰め込まれて、幸運にも助けられての
週末小旅行です。
近所にとてもおいしいお肉屋さんがあるのでよくいっていましたが、
その内自分だけではもったいなくてスタッフに紹介して
お客さまに紹介してどんどんファンの輪が広がっています。
レッスンに見える方はみなさんおうちへ帰って家族のご飯を作らねばならず、
また一人暮らしでもレッスンで疲れてああ夕ご飯作らなきゃって言うのは
やっぱり大変。
そんな時、美味しいお惣菜や、美味しいお肉があったら
気が楽ですよね。
ってことで、今日も坂本自ら注文を取って
受け取りに走ります。
今日は
ミートボール15個、チーズハンバーグ9個、ハンバーグ8個に牛すじの煮込みが3パック
揚げたての串カツ5本やコロッケ7個やメンチカツ2個。
チンジャオロースの細切り肉450gに軽井沢ハムのセット4セット分
閉めて13000円ほどは本日のレッスン生とスタッフと我が家含めた6軒分。
作品と一緒においしい物を持って帰れるって幸せそうです、皆さん。
ここにメインの花を入れて~とか指導している横で
なぜか私が「金澤さんじゃあチンジャオロースのお肉100gと~」とか言ってる風景は
相当笑えますが、これも大事なコミニュケーション(笑)。
お部屋に素敵なお花を飾って、食卓においしいお料理があったら
もうこれ以上何もいらないって思いますもん。
日本髪のかんざしのお花屋さんが
またまた素敵な新作を発表しました。
「長野ではカラコレスさんだけ」ということで
他では見られません。
何と説明したら。。。
先の作品展の時の花材より大人っぽいと言いますか。
日曜到着なので着いてから写真撮りますね。
コサージュや、これからちょっとお出かけの時の
お着物やスーツやドレスのコサージュにも良いと思います。
それから布の花の作家さんにもお願いして
再度いろいろ取り混ぜてお送りいただく予定です。
リメイクのレッスンが増えてきて、
通常の用意では間に合わなくなったので
カラコレスのオーダー用のストックも全放出です!
12月に向けて益々にぎやかなお教室です。
老後の予行演習のようですが(笑)
ここの所よく一緒に出掛けています。
予定があって朝イチだったので、
もう終わりに近いシンゴジラが一番大きなスクリーン。
この後はずっと同じスクリーンで「君の名は」が続くらしい。
この間夫と「君の名は」を見たときには
中高生が圧倒的に多くて、おじさんおばさんは
気恥ずかしい雰囲気だったけれど、
本日ゴジラが終わって出てくるときに、入れ違いの人達を見ると
家族連れと結構年配のお客さまも多い。
ウェーブの広がりの一部分を見ているようで
面白かった。
家に戻ると、作品展で譜面台のアレンジを作った研究生が
「今週末に姉のゴスペルの演奏会があって
そこであの譜面台のアレンジを飾りますので受け取りに行きます!」とのことでお渡し。
譜面台にシックなアーティフィシャルの花をアレンジしたところに
パンフレットを置くらしい。
素敵! 良い妹です!
レッスンに来た生徒さんが、
作品展制作の作品を車に積んで、
「帰りに半分は息子の家にプレゼントしていくの」と嬉しそう。
作品は展覧会会場で華々しく飾られるのも良いですが、
納まる場所に飾られたときに最もパワーを発揮しますね。
それぞれがそれぞれの場所に収まるのも
もうしばらくです。
今日は戸隠のペンションの方が
暖炉の横の壁に飾りたいのでと、
まるで作品展張りの大作を作って行かれました。
以前いらしていた方なので、レッスン風景を目にすると
またしても創作意欲がむくむく(笑)。
今月のBASIC作品もおまけに作って行かれました。
来月にはまたリメイクにいらっしゃると。
他にも本日本番のキャスケードブーケを作られているお母さまや、
昨年の秋に息子さんのブーケを作られたお母さまが
「来月もう一人の息子と、来年の5月には娘が挙式で」と
ブーケのご相談に見えています。
ウェディングとリメイクが同時進行の教室です。
花材も一段落どころかパワーアップしてそろえる必要が出てきて、
これからもう一度作品展???のような状況です。
10年も前、一番初めに生徒作品展に出品した大作を
娘の新築祝いにリメイクしてあげたい。
そのようなご要望で本日リメイクにいらした生徒さん。
昨日ちょっと思うところがあって、
「明日のリメイク用のリース、家で壊さなくてよいので
そのまま持ってきてくださいね」と夜になってからメール。
「壊して持ってこようと思いましたが、
先生からメールが来たのでそのまま運んできました」と。
その大作、制作した日の風景がありありと思い浮かびます。
白いふわふわした綿の実がいくつか入っているのですが、
それをどこに入れるか悩み、最後の最後まで夜の9時過ぎまで残って
制作されていたのでした。
確か勤労者福祉センターでの生徒作品展合同制作の時です。
濃紺のドライのホリーオークにシルバーのドライの実や
デンマーク製のアクセサリーが入った、今見ても素敵なリースです。
プリザーブとほんの少しの花材が傷んでいるだけです。
開口一番「壊すのやめましょう!
こんなクオリティー高くキープできている作品を壊したらもったいない」
まわりにいた生徒さんや先生たちからも「素敵!」
「壊すなら私に譲ってもらえない?」と。
ああ、昨日メールしてよかった!
何かこんなことになるのではと予感がしていたの。
結局傷んだバラを外して布の紺地の花を入れて
よりグレードアップしたリースになりました。
これもリメイクの新しい形。
最初の作品の状況が良ければ、ほとんど手を入れなくても美しくなります。
結局娘さんへの新築祝いは違う形で制作ということで、
そのほかにもいくつか小作品をリメイクしていかれました。
「これははまりますね。
こんなに楽しいとは思わなかった。
ある程度枠が出来ているので完成も早いし出来上がりは全く別のものになるし。」
作品展が終わっても、まだまだ創作欲冷めやらぬ教室です。