




とある駅前でタクシーを拾えなかったので少し歩いて「喫茶店」に入る。
少し薄暗い昔ながらのお店、という感じ。
お客様はカウンターのおばあちゃんだけ。
美人のオーナーさんとお話ししている。
席についてトーストを注文。
同時に「ここから○○までタクシーで何分くらいかかりますか?」と
尋ねた。(タクシーの連絡先は確認済みで)
オーナーさんは「頼んであげるね。多分15分くらいだから。」
そういって受話器を取って予約を入れてくださる。
「もし来なかったら大丈夫、私送って行ってあげるから」
あまりの親切な申し出にびっくりして、
「いいえ、そんなそんな」と私。
「ちょっと待っててね」と言い置いてオーナーさんが消える。
どうもお手洗いのお掃除をしているもよう。
トースト焼いている感じでもない。
妙な展開に????
「ごめんなさいね、お客さんが詰まらせちゃったのよ~。
良かったらどうぞ。」とアイスコーヒーを入れてくださる。
「ありがとうございます」と言いながらも、恐る恐る、
「あの~トーストは・・・」
オーナーさん「あら、いいのよ。無理に注文してくれなくても。」
私「あ、いいえあのそちらは注文するつもりだったので・・・」
「まあそうだったの?じゃあすぐ作るね、あっ時間ないね、
持って行かれるようにするね」
「あ・・ありがとうございます。」
そうこうするうちになじみ客らしき男性が現れる。
「ねえ○○さん、今暇?
この方タクシー待ってるんだけどねえ・・・」
事態の進展を察知した私は必死に固辞。
「いえいえ、大丈夫です。ありがとうございます。
タクシー待ちますから。」
トーストが完成して(おばあちゃんだったらここでゆで卵とか言いそうだなあ)
「はいできたわよ、ついでにおにぎりも入れておいたから!」と
袋に入れて頂く。
そうこうしてタクシーが来てやっと乗車。
オーナーさんが見送って下さる。
なんだか・・・「ひとの親切」と「おせっかい」と、
「感謝」と「望むものを提供してほしいという気持ち」の境界って
どこだろうなあと考える。
「親切がわからないやつ」という自己嫌悪に
落っこちないようにしないと、
自分もお客様に良いサービスができない。
「うちの息子ったらペンケースにあふれるほどシャーペン入れてるの。
何で?って聞いたら『友達が貸してって言ってくるとき、
自分のを貸さなくてよいように友達の分も用意しておく』んだって!
準備よすぎて笑える。」と友人談。
それは彼なりの危機管理というんだろうか・・・。
その友人が水筒とペットボトルをいつも持ってる。
どちらかでよいと思うが、
「学校とか行ったときに水筒でお茶飲んでると『いいなあ』って
言われるから、そういわれたときに自分の水筒貸すわけにいかないでしょ。
だから友人にあげるようにペットボトルもってるの。」
かくして親子は似ていくんだな・・・。
一日中元に戻った暑さと戦い
夜になったらもうこの虫の声・・・。
一瞬涼しくなった気がしてだまされちゃうのよね。
秋が来て元気になった気がして、
また頑張って働いちゃうんだ、やれやれ(笑)
あと数日で長女が大学へ戻ってしまうので
心なしか家族サービス(長女サービス)している私。
好きなメニューのご飯をつくったり、
今日は彼女の好きなタイ料理へ連れてゆき、
お買い物に一緒に行き・・・
って、私のする家族サービスはせいぜいそんなところ。
(そのへんのおじさんたちと変わらないなぁ)
秋は駆け足でやってきて、
キンモクセイの花が咲いたら、あとはあっという間。
長い夏休みもおしまいです。
さて、お互いにお仕事にお勉強に頑張りますわよっ!
レッスンの後、作品をフェイスブックに掲載するために
生徒さんにお願いして家の外壁のもっこうバラの前で撮影させてもらった。
「先生、こんど私にもっこうバラ分けてくださいね」
わが家のバラは2階の窓まで届く勢いで大きくなっていて、
5月には黄色の小さな花が咲く。
「いつでもどうぞ・・・あれ?前にお分けしなかったっけ?」
バラをくださいというおねがいは生徒さんからよくされるし、
あまりに木の勢いが良いので、希望される方がいればよろこんでお分けしている。
「いただいたんだけど、何度挿し木してもダメなの。」
こんな丈夫な木はないと思うのだけど。
「きっと家主と同じで自己の限界に挑戦するような環境じゃないと
生育しないのよ」って・・・。
家主って私のことらしい。
こら~、サバイバルレッスンみたいじゃないの(笑)
あっでも、「養分を含まない土」って挿し木の際の条件だから、
この話もまったくの嘘じゃないわ・・・と、
彼女と別れてからひとり納得している私。
もっこうバラ、ほしい方は「過酷な環境」をご用意の上、
私に「ちょうだい」と言ってくださいね♪
パソコンの前で仕事をしていて、
息が苦しくなって気が付いた。
息してないことに・・・。
苦しくなってほかの部屋へ移ると治る。
それでまたパソコンの前に座ると、
また苦しくなる。
どうも左の鼻がパソコンの前に座った時だけ
機能していないらしい。
右側の鼻孔からしか空気を吸えない!!!
「エリア限定アレルギー性鼻炎?」
ここの所トラブル続きのパソコンで、
先日は外付けのハードディスクが壊れ、
朝にはメールが機能しなくなり、
そのたびに大騒ぎしているからアレルギー起こしたんだろうか?
パソコンじゃなくて、わたしが。
・・・と、ここまで来て、
もしかしたらこれって熱中症?と思い当たる。
エアコン苦手な私は真夏でも窓全開にして
エアコンつけずに扇風機で仕事をしているけれど、
奥の部屋のパソコンの前はすごく暑い・・・のかも。
今日も外は30度以上。
自宅で仕事をしているので、
日に3度でも4度でもシャワー浴びられるし。
ためしにポカリスエット飲んでみたら
うそみたいに呼吸できるようになった(笑・・・ごとではない)
ほかの部屋に行くと苦しくなくなるのは
単にパソコン置いてなくて涼しいからだったのね。
わっホントに左の鼻から息できるようになった♪
あまりにもアホらしくて書くのどうしようかと思ったけれど、
来年また同じことしそうなので戒めのために書いておきます。
ちゃんと読んでね。(来年の私へ)
ピンポーン・・・
玄関に女性が立っていて「アンケートをお願いします」と。
仕事で忙しい時だったのでお断りしようと思ったのだが
契約している保険会社の担当の女性。
先日担当が変わりましたとごあいさつに来られたので覚えていた。
「ごめんなさい、今ちょっと手が離せなくて」
女性「私もこのアンケートを集めるのが仕事なんです」と。
全く腑に落ちない。
勝手な言い分だ。
けれど頼りなげで断ったら気の毒な雰囲気を全身から放出していたので
つい答えてしまった。
A4一枚の簡単なもの。
応えながらも先ほどの疑問が再燃。
「これ、こちらの都合を無視してまで集める内容なのかな?」とお聞きした。
「すみません、すみません。そういったことに気が付かなくて」と
丁ねいにあやまって帰って行かれた。
後日その女性からはがき。
先日は失礼しました・・・のあとに、
「娘が私の(世間知らずを?)心配しています。
彼女はもうすぐ遠方へ嫁ぐのでみんなに愛されて幸せになってほしい」うんぬん。
この後味の悪さってなんだろうなあ・・・。
たいていこういうとき「非情で悪い人」になる自分。
それにしても「良い人」の静かな浸出や暴力にさいなまれている
ここの所のわたし・・・。
お盆でみんな忙しいだろうからブログ読まないわよねと、
ちょっととげのあること言ってみたりして。
このブログで「3分図るのにタイマーを使う」と書いたら
友人がそれを読んですごくびっくりしているもよう。
「いったいどうしてそんなことを思いつくんだ」と
彼女のブログに書いていてこっちがびっくり。
家にタイマーがないという彼女がタイマー代わりにしているのが「勘」。
ちなみに私はパスタをゆでる時にもタイマーを使うけど、
彼女に言わせるとそれも信じられん、ということになるのかも。
ゆで時間の違う2種類のパスタを一度にゆでる時には、
最初時間長くかかる方のパスタをお鍋に入れて、
まずは時差でセットしていったんタイマーではかり、
2種類ののこりのゆで時間が一緒になったところで再度セット。
彼女、多分これ読んでのけぞっていることでしょう(笑)
いやなんだよね、
はかればすむものを、はからないで麺がびよよ~ん、とかなるのが(笑)。
つまり料理のセンスのない私には「勘」が働かないので、
その分何かで補わないといけないからね。
そういう私も「旧暦カレンダー」買いました。
それもかの友人が先日「今日から旧暦では秋」と書いていて、
まさしくそのとき私の体内時計?は秋をさししめしていたので。
どうもそういうことには原始的「勘」は働くみたい。
「勘」の働きどころは人それぞれというわけね。
この先ももちろんタイマー手離すつもりはありません♪
2008年8月17日から毎日書いてきたこのブログがもうじき3年♪
1,000日以上、毎日続けたの♪
単なる自己満足なんですけどね。
達成といえるのかどうかわからないけれど、
1,000日、一日も休まなかったのはとりあえず頑張ったぁ!!
1,000日までやると、100日の大きさがわかる。
それほど大きくないって。
次の目標は10,000日 あらら75歳までか。
老後の目標として頑張ります♪
こんなブログを気にして読んでくださっている方へ
いつもありがとうございます。
あなたのご興味のおかげでカラコレスはこうして続けていくことができます。
願わくはあと27年、
ブログでご報告し続ける仕事ができますように。
今後ともよろしくお願いいたします。
以前イギリスに3か月留学した生徒さんから
「日本なら100円で手に入る程度のボールペンが
ほしいと思ってお店を探しても、えっこれがこんなにするの?というものしか
見当らない。そういうところは便利よね、日本って」と。
確かに、それはほかのヨーロッパの国でも一緒で、
多分西欧以外のどこの国でもそうなのかも。
子供たちを連れてコペンハーゲンで滞在したとき、
同じような不便に直面した。
それまでの滞在は「旅」であって、子供連れで「暮らす」となると
いきなり見えてくるものがあるのよね。
不在だと小荷物が中央駅まで戻ってしまって
もちろん再配達なんてないので取りに行く。
建って100年のアパートの最上階ともなると、
夕食時には水道から水が出なくなるなんてこともしばしば。
エレベーターもしょっちゅう止まってた!
古いドアで立てつけが悪いので、
家のキーを挿しても簡単には開けられない。
などなどなど山のような不便を通り越して
古いもの、古い街並みを大切にする心地よさや、
助けてもらうこと、助けてあげること、人の親切心に触れたり、
不便な土地らしいオリジナルな食品や文化に出会ったり、
そういった楽しさと引き換えにして。
で、ここ長野でも、先日ある場所に出かけて筆記用具を忘れたことに気が付き
この辺りにコンビニがあったはず、と思ったらすでに撤退。
見ると以前あったお店が結構あちこちしまっていて、
かなり歩いて老舗の文房具店までたどり着き
「とりあえず」のつもりがそんな商品がなくて、
結局きちんとした文具を買うことに。
まるでコペンハーゲンで感じたことと一緒。
これから来るであろう不便に備えるには、注意深くならないとダメで、
その準備にあてる時間も必要。
時と場所にもよるけれど、そういう選択肢も
自分の中に持ちたいなあと感じたので・・・。