




夫と長女が大学のアパート探しで早朝から上京。
こういうことに素晴らしく才能を発揮する夫は
あれこれと長女のほしい情報と不動産屋さんの持っている情報の
仲を取り持ち、行動して現実に落とし込む。
…って大げさですが、私にはない能力だなあと
ひたすら尊敬。
私のほうはといえば、一昨日のスクール新年会の後、
ホテル国際21へ宿泊。
と言うのも、遠くのお客様が
「タクシーで帰るより泊まった方が安い」とおっしゃって、
それもそうだと。
しかもこんな近いホテルに泊まることはそうそうないので、
何人かの希望されたお客様と宿泊。
一番ちかい方でホテルから徒歩5分に在住(笑)。
結局遠くのお客様はご都合が会わなくて宿泊にならなかったけれど、
コレはコレで次回のパーティーのオプションで
皆様にご提案しようと決める。
夜はホテルのラウンジが貸切だったため、
お泊りした4名とスタッフ交えて少々離れたお店でお酒を飲む。
(一番近い方は、「ここはもう日常生活圏内だ~」と・・・)
部屋に帰って私の部屋に集まってまたしばらくお話。
なんだか女子高の修学旅行を思い出す光景。
朝、小6の長男が心配なので、
7時半に家に帰ると「もう帰ってきたの?せっかく自由時間だったのに」と。
こうして子供は子供で大きくなっていくのでした。
受講生4名と先生1名を相手に
先日受講したステンドグラスの体験レッスンのお話をする。
私「でね、この銀色のぴかぴかの半田に
酸化剤を塗ると一瞬で黒くなるの!」
受講生の皆さん、ニヤニヤしながら聞いている。
「私たち、習ったから知ってるの」と受講生3名。
見るとスタッフも微笑みながら、
「私もやったことあります」
1名の受講生が「大丈夫、先生私やってないから教えて!」と
なんだかとても気を使ってくださって・・・。
そんなー、ステンドグラスの体験者多すぎ!
ここのところずっと続いたバタバタが終わった感じ。
冬が終わったような(今ふってる大雪は横においておいて)
終わったというのは区切りが来ただけで、
これから来る春に向けて
あらたな季節が始まったわけで。
昨日はそんな気分の一日でした。
何があったわけでもなく、
取り立てて問題のない健康診断があっただけですが。
さて、気分をあらたにやることやらないと。
信越住建さんのイベント2日目。
この2日間で200名ほどのご来場がありました。
昨日は人出も一段落していたので、
一緒に体験講座を開かれていたステンドグラスの
アーティストの方にあれこれと気になることをお聞きしていました。
大きなステンドグラスの一部が割れてしまったとき
どうするのかなあと・・・。
すると納得のお答え。
修復方法は2種類あるとのこと。
一つは割れた部分のガラスをそっくり取り除いて
ハンダで付け直す。これは予測可能。
もう一つは割れた線に沿ってハンダ付けをして
一本新たな線を入れてしまうと言うもの。
2つ目の修復方法には
な~るほど!と感心してしまいました。
だってそうですよね、そういう構成ですものね、
ステンドグラスって・・・。
それに細かく金属で囲まれた中にガラスが入っているので
周りからのひねりの圧力は上手に逃げるようになっていて、
結構丈夫なのだそうです。
そういえば教会の礼拝堂って古いステンドグラスが
残っていますものね。
パリのサントシャペルの礼拝堂、13世紀の建物で
2階、王家の礼拝堂の壮麗なバラ窓が有名ですが、
1階の家臣や庶民のための礼拝堂のステンドグラスが
こじんまりして美しくてよかったなあ・・・。
と、どうも圧倒的なものがあまり好きではない
自分の傾向なども思い出しました。
駅から乗ったタクシーの運転手さんと
お話してきたら、
「19時間連続勤務です。
仮眠は駅でお客さん待ちながら数時間とります」って。
こころなしかハイテンションだったので、
こちらも心配になって
用事もないのにひたすら話しかけてた。
つい電車の中で転寝して終点で置き去りになった私など、
とても勤まりそうもない。
それに、大丈夫かと思いながらタクシー乗るのも
大丈夫なんだろうか・・・。
ネットで路線をしらべて、
特急との接続を確認し、
ホームで珍しく準備よく特急券を買う。
そこへ何本か早い快速が来て
すいていたけれど、
「あっ今特急券買っちゃったんだ・・・」
と言うことで20分まって特急にのる。
なんだか事前準備のおかげで
かえって融通の利かなくなる日。
生命力弱ってるなあと感じる日。
行き当たりばったりが出来ないとね。
持久力ないなあ・・・。
でもその割りに続いていることもあるにはあって、
それぞれ見ると、
その時々の集中力の連続の結果なんだなあ・・・。
持久力って本人が使う言葉じゃないのか。
ほかの人から続いているように見えるっていうだけなんだな、きっと。
右手親指の先をかなりしっかり火傷したのが先週。
(もちろん業務上。でも涼しい顔でレッスンなのだ~♪)
治り始めてきたらしっかり皮膚が厚くなってきて、
指先の感覚がない。
懐かしい感覚。
20年前にお筝を弾いていたころの指に戻ってる。
正確には右手ではなくて左手だけど。
右手には爪をつけるので、
たこが出来るのは弦を押さえる左の指。
私の指は関節が柔らかくて
外側にくたっと指が曲がってしまい
そのような人は指にまっすぐ力が入らないから苦労するのだ。
こうやって修行したり傷ついたりしながら
強くなるのね・・・って指の話。
本体はなかなかいつまでたっても強くならないのだ・・・
明日から始まるバタバタにむけて
ただいまいろいろ実験中。。。
友人から旦那様がタイで出家した話を聞いた。
日本のイメージとちがい、修行ではなくて
いきなり本物の僧侶になるのだそう。
一週間の出家中も毎日お葬式があって
本物の僧侶としてお仕事をしてきたらしい。
どうも苦労の修行の暁に悟りの境地へ・・・
という感覚ではなくて、あっけらかんとしていていい。
出家が終わるとまた普通に戻ってきて
普通の生活をするのだそう。
それって、生前葬のようなものではないかな。
強烈なイニシエーション。
成人男子がほとんど出家するそうで、
国もそれを推奨しているというのだから、
「大人になるための仕組み」が強制的に用意されているようなもの。
自分で自分自身にイニシエーションを用意するのは
大変だなあと日々思っているので、
女性用にそんな仕組みがあったら喜んでのってしまうかも。
ちょっと尼さんになってくるね・・・なんて。